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叱るときの3ポイント

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
叱られ下手だった頃の自分を振り返ると
●周囲を「イエスマン」で固めていた
叱られなくなったら人間、終わりです。叱られることで、自分では正しいと思っていたことが、間違っていたと気づいたり、常識だと解釈していたことが非常識だったり。「叱られる」ことで、恩恵を受けることが大きいのです。

●「打たれ弱い」という言葉を持ち出して逃げていた
初対面の人や苦手な方には「私って、打たれ弱いんです」とか、冗談交じりに「こう見えて、打たれ弱いんです」と最初に伝え、叱られないように防御していました。こういう発言を、好ましいと思う方はいません。あなたは、自分しか見えていない「自己中心的人物」として、煙たがれるでしょう。心が通う付き合いなど、できるはずもありません。

叱られ下手だった私は、謙虚や素直さが欠けていたのです。それでは、本物の人間関係は構築できません。どんどん叱られて、その時はめげても後に、雑談のネタにするぐらいの心意気でいればいいのです。

 叱られることへの苦手意識が薄れてくると、叱ることへの抵抗感もなくなっていきます。だからといって、やたらと「叱る」のも困り者です。
次のポイントを抑えて、おきましょう。

1相手を自分だと思って叱る
自分が不快感を抱くような「物言い」は、しないことです。
よく耳にする「本当は叱りたくないけれど、あなたのためだから叱る」という主旨の言葉には、「恩着せがましさ」を感じるでしょう。
また「こんなことをしていると、●●さんみたいになってしまうよ」
これは、対象が誰であれ相手とその人の二人を侮辱していると、受け取られても仕方がありません。
さらに「みんなが、あなたを●●だと言っている」と、叱ったとしたら相手は孤立無援。疎外感を覚えるでしょう。
こういう発言をしないためには、相手を自分だと思って叱る発想を持つことが、求められます。

2マイナスの情報は、プラスに変換して叱る
「失敗するなんて、あなたらしくない」と決め付ける物言いよりも、
「あなただって、失敗することもあるよね」と共感しながら、「●●したらうまく出来ると思うけれど」と、アドバイスをする。
「●●するなんて乱暴だ」と言い放つよりも、
「○○するほうが、スマートだ」と言い換えたり。
「●●するなんて常識はずれだ」と切り捨てるよりも
「○○することも、視野にいれたらどうだろうか?」と、提案する。
感情的にならず、相手の立場や言い分にも配慮する。余裕を持って叱るといいでしょう。

3叱る時はすぐに短く一対一が、基本
あとになって、「あの件だけど」とか、「そういえば、○○されて困った」などと、過ぎたことをむしかえすのは、真意が伝わりにくいだけでなく、いつまでも根に持つ人だと、反感を抱かれる可能性が、あります。
それでは「叱り損」です。
また、言いたいことは山ほどあっても、説教のように叱れば相手は困惑するでしょう。耳を貸さない場合も、ありえます。
ですから、叱るべきことを絞り、できればひと言に納めるのが好ましいのです。また叱る時は、一対一を守りましょう。相手のことを思いやるのならば、大勢の前で叱って、恥をかかせる必要はないのです。

叱られるうちが花です。そして人を叱ることは、自分も成長させてくれると理解しましょう。

~人を叱ることは自分も成長させてくれる~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

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