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Oud(ウード)の感想

シトラスベースのものが多いアクアディパルマが気に入ったので、順に試しています。
今まで色々と香水を試してみて、自分はシトラス、シダー等の針葉樹、ウード、オークモスが好きで、サンダルウッド、バニラ、フローラル全開、グルマンが苦手だと分かったので、それらが含まれていないものをチョイスするようにしています。
私はなんとなく煙たいような香りが好きなんですよね。ウッド系で一番煙いような気がするのがウードでした。
ジョーマローンのウード&ベルガモット、バイレードのウードイモーテルが非常に好みだったので、アクアディパルマのウードも期待大でした。

Celesさんの紹介文によると・・・シトラススピリットとあたたかく深い、貴重なウードオイルの融合。トップはシトラスとフローラル、スパイスを含む香り。シルキーなウードにロシアンコリアンダー、アミリスが重なる。ベースはレザーとパチュリ、木々による森のトーン。高貴な香りの中にわずかに獣の妖しさを秘めた不思議な陰影を持つフレグランス。

肌に乗せると、今まで試した BLU MEDITERRANEO シリーズのようにフレッシュに弾けるシトラスではないものの、スパイスの効いたシトラスの香りがします。そしてひときわトーンを抑えたようなウード、レザーが漂います。思わずうっとりしました。
どちらかといえばメンズ寄り、包容力があり、仕事のできるかっこいい男性のイメージです。色気は控えめで、落ち着いた印象で、消えゆくまで上品な香りが続きました。
この何とも言えない包容力とかっこよさ、何かと共通している・・・と頭をフル回転したところ、愛車のGT-Rのイメージそのものだと理解しました。
長年活躍している相棒は、出始めのことはだいぶ尖った印象もありましたが、今はもう円熟味も醸し出すほどの存在です。どっしりした包容力、溢れる才能、機能美の塊です。
シートに体を埋めると、なんともいえない安心感と、躍動感で活性が高まります。
ボトルのデザインがブラック基調で高級感があり、見た目もGT-Rっぽいです。
これは女性が纏うより、男性が纏ったほうがかっこいいんだろうなぁと思いながらも、好きすぎて自分で楽しみたいので、普段から使いたいと思います。

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