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小さじ2杯のキルホーマン・マキヤーベイ

先日、息子の提案で東京駅内の有名リカーショップに行ってきました。
お店はそれほど大きくはありませんでしたが、まるで古風な図書館のように棚の上のほうまでボトルが並び、良い雰囲気でした。
ウイスキー以外にもお酒がたくさんあり、端から眺めるだけでも楽しいです。
ミニチュアコーナーにも色んなボトルがありました。ジャックダニエルのミニチュアセットとか、箱に入ってプレゼントに良さそうでした(自分も欲しい)。
あ、可愛い!と思ったのが、ブルックラディ・クラシックラディ200mlボトルと、キルホーマン・マキヤーベイ200mlボトル。どちらも初めて見ました。
キルホーマンは味見したことがなかったのですが、下調べで自分の好みに合いそうな気がして覚えていたので、即購入しました。下戸には200mlがありがたいです。
キルホーマンはわりと新興ですが、小規模ながら麦の生産からボトリングまで自社で頑張っているという、応援したくなる要素満載の蒸留所です。
使っているのはバーボン樽が多いようですが、シェリー等他の樽も色々あるみたいです。私はピート+バーボン樽が好みなのでマキヤーベイは期待大でした。
色は明るい黄金色です。調べると熟成期間が3~5年じゃないかと出てくるので、なるほどと思います。
香りは、スモーキーなのに少し爽やかな酸味が感じられました(ピーツビーストほどでなはい)。柑橘系の香りがすると書いている方もいらっしゃるので、これがそうかなと思いました。
あとはパンとかパイ生地みたいな、ちょっと甘くて香ばしい感じもしました。
口に含むとアルコールはピリッときますが、おなじみのピートがはっきりわかって甘みもあって美味しいです。すごく好みな味です。
口当たりは軽い印象でクセもなく、余韻もふっと風に乗って飛んで行く感じ。
個人の感想ですが、軽さで言うとアードベッグとラフロイグの中間くらいに感じました。
ハイボールにしたら爽やかで美味しいんじゃないでしょうか。私は炭酸水が得意ではないのですが、ハイボールが好きな方なら絶対気に入ると思います。
一桁熟成年数でもこんなに美味しいんだ、と感心しました。そういえばオクトモアも5年であの味ですので、ずいぶん工夫されているんじゃないかなぁと推察します。短熟、超熟それぞれに面白さがあるんですね。

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