ゆらぐことを抱きかかえながら
毎日毎日、細胞がうごめいている。体もゆらいで、心もゆらいで、そうやってゆらぎながら、調整しながら、変化しながら、私は毎日を生きているんだな。
生き物は常にゆらぎ変化しつづけることで自ら生き生きします。病気も健康に生きることの一部です。医学的に見れば病気が進行していても、充分に生きている身体には、静かな希望=次への動きがある。希望=健康です。
「Q健康って?」(よしもとばなな)の中で片山洋次郎さんが書いていた言葉を新しく出会った人が教えてくれた。
健康への願い
「健康になりたい」とずっと思っている。一生懸命、「健康」に向かって、体に良いことを探してきた。
健康はそんな風に向かっていかなくてもいいのかもしれない、日々を生きること自体が「健康」というプロセスの一部なんだとこの本を読んで知り、ああ、それなら私は日々、健康なのかもしれないという希望を持った。涙が出る。
ゆらぎを感じながら
私の体はいま一生懸命ゆらいでいる。私の心もゆらいでいる。それでいいのだ。ゆらぎながら、私は今日を生きている。
今日、生きている。
いま、動いている。いま、感じている。いま、考えている。いま、誰かと共にいる。いま、私がいる。
いつもが、変わっているさなか。
それはなんて幸せなことなんだろう。
そんなことを思ってこの絵を描いた。
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