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心理学短歌 怒りは感情の蓋

怒りとはあながち悪いものでなく隠れた本音と繋げてくれる


わたしは揉めないよう
相手を傷つけないよう
我慢しているだけなのに
わたしが譲って
引き下がって
事を収めようとしているのに

なぜ向こうからずいずいやってきて
わざわざこちらの地雷を踏みつけるのだろう?
なぜわたしを怒らせるようなことを
するのだろう?

投影をつかっているのだ
怒りは悪い事だと
わたしはわたしに禁止しているから
一番たいせつなわたしの気持ちを
わたしが無視して我慢しているから
わたしがわたしでなくなってゆくのを
阻止するために
怒らせる人が目の前に現れる

ほら、地雷を踏みつけるから
激怒して!
感情の蓋を開けて!


蓋のしたには
ほんとうのわたしの
ほんとうの本音が隠されている

それは怒りじゃなかった
燃えるような情熱だった
わたしの無尽蔵にわきでる底なしのパワー

コントロールができないと恐れていた
それはただの杞憂であり
わたしはその情熱をうまくとりあつかうことができる
と自覚をすると
怒らせる人が現れなくなった

正確には現れてはいるのだけど
わたしはわたしと繋がったから
ああ、なんか変な人がいるみたいだなぁと
わたしの感覚に入らなくなった



















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