知々波々我 可之良加伎奈弖 佐久安例弖 伊比之氣等婆是 和須礼加祢豆流
お父さんとお母さんが、(もう2度と会えることがないであろう)わたしの頭を優しく優しく撫でながら「幸運を」と(泣きながら)かけてくれたその言葉が忘れられない
親の子への愛情、子から親への愛情が、千年以上の時を超えて胸に響いてくる。
わたしは両親と断絶してから10年以上経つ。
不器用な愛し方しか出来なかったのだろうな、と今は思うけど、わたしはこの和歌みたいな愛がうらやましく思う。
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