【シネマのレンガ路】少女は、なぜ母の前に現れたのか。映画「スリー・ビルボード」評
2018年11月、家庭が紛糾していた。僕自身の仕事、具体的には転職を巡って。僕が望んで「この会社で仕事がしたい!」と思うが家族は良い顔をしてくれない。なんならはっきりと反対される。すったもんだの末、当面大きな変化はしないという結論を出したが、一連を通じてまあ物事の見方というのは人や価値観、光の当て方で変わるもんだなあ!というのを心の磨り減りと共に実感しました。僕が魅力的だと思うものも家族には違って見える。客観的に見れば裏表でピッタリと一体になったもので、どちらも正しいのです。