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自分で自分の機嫌を取る

安田成美さんが、ご主人である木梨憲武さんのことを「自分で自分の機嫌を取れるから、いつも機嫌が良い」と言われていて、いい言葉だなぁと思っていました。
以前、イッテQでみやぞんさんも同様の事を言われていましたね。

これって、簡単そうで難しい・・・

私も割と、自分で自分のモチベーションをあげて行動をする方ではあるのですが、昨今のコロナにて仕事やイベント類だけでなく、打ち合わせ類もキャンセルになったり延期になったりが続くと、さすがに凹みます。
オンラインも増えて、気が付けばずっと家にいる日々だったり。

こういう時こそ、こんなことをやろう!など、やることリストを作ると結構な数があります。でも、別に今日やらなくても明日でも良いし、たまにはゆったりとした時間だってあっても良いじゃない?なんて自分を緩めると、どんどん緩んでしまう(笑)。

「良いんじゃない~」なんて思いつつも、頭のどこかではこの時間を有効に使えば良いのに、使えていない自分、モチベーションをあげられない自分にもガッカリしたり、変に焦ってしまったり。

自分の機嫌は自分で取る。

大切ですよね・・・

では、どうするか。

大きく3つ方法があるかなと思います。

まずひとつめは、PainとPleasureを知ること。
人が「動機付け(motivate)」されるのは、
・ これをやらない結果生じる痛み(Pain)を避けるため
・ これをやることで、喜び(Pleasure)が得られるため
のどちらかと言われています。

例えば、「提出期限のある仕事にどうしてもやる気が出ない」とき。まずは、「これを提出しないとどんな酷いことが起こりうるのか」をできるだけリアルに考える。しかも、それは少し長期的な視野で考えてみる。例えば、「提出しないと上司ががっかりする→他の人に仕事を振る→その人が即座に仕事を仕上げて評価を得る→私の信頼を失う→回りまわって仕事が減る」みたいな。

これに対して、「これを提出することで、どんな喜びが得られるか」を考える。たとえば、「この資料を来週の火曜日までに提出すれば、水曜日には必要だった関連書類を全部捨てられて、机がすっきりして、さらに、何より心の片隅にあったモヤモヤも消えて、その流れで次の仕事がスタートできる。やってみれば大したことではなく、しかもこれをやっておくと、次の仕事をするときに楽になる」など。

両方をしっかり洗い出してみると、自分のスイッチが入る理由がみつかるかもしれません。

二つ目は、そもそも論に立ち返ること。
そもそも、これをやることリストに書いた理由は何だったのか。それが何に繋がると思ったのか。これが大きな山の最初のステップだとしたら、これを積み重ねていくとどうなる予定だったのか。
それをイメージすること。

目の前の小さなことだけに囚われてしまうと、木を見て森を見ずになりかねません。視野が狭くなってしまうと、それだけで自分のモチベーションを上げるポイントも見つけにくくなります。

三つ目は、モノを動かす時の物理の原則を思い出すこと。
モノを動かすには、重さ、方向、スピードの3つが必要。
例えば、トラックが動くためには、「トラックという重みのあるモノ」「トラックの行先」「動かすための速度」が必要ですよね。
「やらなければならないけれど、やる気が起きないもの」があったとしたら、こんな質問をして、動かすために必要な要素の過不足をチェックすると良いかもしれません。
・それは、自分にとってどれ位重要なのか?(重み)
・それをやる目的は何なのか?(行先)
・それにかかる時間、後押しするものは足りているのか?(スピード)

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いかがでしょうか?

自分で自分の機嫌を取る方法、自分のやる気を起こさせる方法を身に着けておくことは、とても大切だと思います。
ちなみに、「褒められればやる気が起きるんだけどな~」など、他力に頼ると、他人なしには動けない人になってしまいます。

少しずつでも筋トレのように、自分で自分の機嫌を取るポイントを探してみると良いかなと思います。

コロナはそんな機会を提供してくれている・・・のかも??




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