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青色申告で学ぶ対人支援の基本

昨日、無事に確定申告をしてきました。
私は2回目の青色申告でしたが、何しろこういうことが苦手で・・・
苦手なだけに後回しにするし、所詮年1回なので、入力方法が覚えられずで四苦八苦しています。

そして、毎回感心と感動するのが、青色申告会の方の対応です。
私も人材支援業として多くの方々に接しますが、自分の苦手なところをさらけ出して話す、という意味で、この青色申告時には学ぶところが多くあります。→大げさ!?

今回はそんな、青色申告会の方の対応を通じて感じた、対人支援のコツを具体的に書いてみました。大きく分けて4つ。

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1. どれだけ間抜けな質問をしても受け止めてくれる
青色申告会のみなさま。どんな質問をしても、顔色変えず、「あー、それはですね、」と回答してくださるのです。この時期、1日に何十回と同じ質問を受けていることかもしれません。それにも関わらず、機械的でもなく、にこやかに対応できるって、すごいなぁと思います。

そりゃ、仕事だからというのはそうなのですが、とんでもなく理解していないことバレバレの質問だったりしても(たまにクスっと笑わってくれますが)、この人に何を話しても大丈夫と思える安心感があります。

自分が安定していなければ、この安心感は提供できないでしょうし、この安心感があるからこそ、相談者が「聞くの怖いから黙っておこう」と脱税するのも防げる(?)でしょうし。とにかく、相手の心を開いてもらうには、安心の出来る関係性ってすごく大事だなぁと、基本を気づかされます。

2. 失敗しても励ましてくれる
私には2回目の確定申告ですが、去年の記憶は遥か彼方にあり・・・入力ミスや、理解不足により、その場で電卓叩きまくってもらったり、全体見直し、なんてこともあります。でも、責めることなく、ため息をつくこともなく、「分かって良かったですね~」とすごく前向き。

こちらは「すみません・・・(あぁ、もうやっぱり私には無理かも)」なんて凹んでるのですが、「大丈夫よー、ほらほら、これでOK!大丈夫、出来ますよ!」なんて励まされる。
素の自分を分かっている人(→ここがポイント)からの励ましって心強いものなのだな、としみじみ。

3. とにかく無駄のない説明とハキハキとした口調
どの担当者さんも、説明が上手いのですよね。
何が違うのだろう、と考えてみたのですが、たぶん、ポイントはこの4つ。
 ✔ 相手に合った表現を使う(マニアな話も出来るだろうに、それがない)
 ✔ 文章が短い(これって意外と難しい)
 ✔ 声が聞きとりやすい(適度な大きさ、ハキハキ感)
 ✔ 表情を見てくれる(ピンときてない感じですねぇ~、等)
当たり前のことですが、改めて自己点検。

4. 相手に合ったレベルのアドバイスをサラッとする
質問の傾向を見て、理解していないポイントをつかみ、サラッと次回以降に入力を間違えないように設定を変更してくれたり、節税対策などをサラッと教えてくれる。それだけちゃんと自分のことを理解し、考えてくれていると感じました。さらに、アドバイスがサラッとしているところもポイント。押し売りでもなく、「こんなのありますよー、良かったら」程度なところも、選択権を与えてもらっているようで、ありがたい。

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以上、つらつらと書いてみましたが、一番大切なのは、
「この人に話しても大丈夫」
という安心安定&信頼感なのかな、と思いました。

そして、申告が完了した後の「やったーーーー!」の爽快感。
ちょこっとサポートを得て、一歩前に踏み出せた、その嬉しい感覚を私も支援したいなと思いました。

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