織田 由紀夫

作家志望 39歳 双極性障害 読者の皆様に感謝✨ラジオ配信📻 https://s…

織田 由紀夫

作家志望 39歳 双極性障害 読者の皆様に感謝✨ラジオ配信📻 https://spoon.onelink.me/Uuzo/80mquzvx Pr面多忙の為、しばらく低浮上 宜しくお願いいたします🙇

マガジン

  • 織田由紀夫 短編集①

    こんにちわ 織田由紀夫です。 私の作品集、マガジン①を作りました。 短編と中編が入っています。 興味がある方、お時間がある方は 是非、御一読をお願い致します。

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「東京━短編小説━」

1 東京が残酷な街だとは知っていた。金持ちになるのも、乞食になるのも東京。よく、ばぁばが言っていた。それでも私には東京に対する憧れがあった。日本一の大都会「東京」 夢も恋も、仕事もプライベートも全て満たしてくれる不思議な街。そんな淡い想いを胸に、私は上京した。自分の夢を叶える為に。 イラストレーターになる夢があった私は、最初はアシスタントから始められる小さなデザイン会社に入社した。 ここで基礎を学び、ゆくゆくは一本立ちして独立するのが夢だった。 「なぁ真美、お

    • おはようございます❗ 今日も一日適当に🥳 織田由紀夫の十分頂戴❗🥳 超雑談Sp3❗ お時間のある方は是非👂🎵  #Spoon #SNS #Twitter #note #ラジオ https://spoon.onelink.me/Uuzo/a8u4or12

      • #Spoon DJのyukio-odaです。 ぜひCASTを聴いてみてね! https://spoon.onelink.me/Uuzo/nr9pg46y

        • 昨夜、ラジオ配信アプリ #Spoonにて、二回目の配信しました🎵 ぜひCASTを聴いてみて下さい🥳 https://u8kv3.app.goo.gl/QQcSX 不定期ではありますが 習慣にしたいと、意気込んでいます💫

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        「東京━短編小説━」

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        • 織田由紀夫 短編集①
          7本

        記事

          ─中編小説─ 「kiss」織田由紀夫

          1 「まっ、私が居なくても世界は回るわな」 ケイコはこの日、8本目のタバコにキスをしながら、独り言を呟いた。 その日丁度、雇用契約が切れる日だった。 キャメルの14milli gramはケイコの口腔を媒介し、肺の中に充填されていく。子供の時に飛ばした風船の様に、瞬く間に絶望で一杯になる。 眠れない夜は決まって、東京の街を練り歩く。 今日のケイコは池袋に来ていた。東武から程よい所の赤提灯で一人、ヤケ酒をカッ食らう。 ケイコは今年の夏で28歳になる。実家の福岡には、もう

          ─中編小説─ 「kiss」織田由紀夫

          ─詞─ 「でも、生きなくちゃな」

          生きたい  でも生きたくもない 僕は何処へ 向かっているのか 泣きたい  でも笑いたくもない 君はどれだけ 隣に居てくれるの ホームで 電車を待っていただけ 喫煙所のオジサンが 怒っていた その横で 学生が走り出した 笑ってた 友と呼べる人と みんな 何に怒ってるんだ みんな 何に笑ってるんだ 僕は 一体どうすればいい 僕は 一体何になればいい 小さい頃に 教え

          ─詞─ 「でも、生きなくちゃな」

          ─詞─「淫靡と狂気」

          あなたの事だけ 見つめていたのに あなたは私を裏切り続けた 何も怖くない何も欲しくない あなたが居れば 私は 震えるスマホの画面 もう連絡出来ない 私の淫靡と狂気が  殺意を あの日のBlood painted これで私のもの あなただけのlabia あなたとrapture 私は あなたを信じ続けてた 寂しくないから  もう一度 声を聞かせて欲しい  あなたのcadaver 後悔はしてない これは私の夢 一度きりの恋  あなたが灰になっても 

          ─詞─「淫靡と狂気」

          短編小説「トー横」

          1 気が付くと私は、ここに居た。 ひどく頭が痛い。 太陽も無いのに、燃える様に熱い。 月も無いのに、凍える様に寒い。 私は、今何処に居るのだろう。 辺りを見渡しても、何も見つからない。 ただ、うっすらと一面に モスグリーンが広がっているだけだ。 例えるなら、留置場の様な色彩だった。 私は、昔見た映画を思い出した。 看守と囚人が仲良くなる映画だ。 私の記憶が正しければ 確か、あれはハッピーエンドだった筈だ。 でも、今の私はバッドっぽい。 感覚的に、冷たい感じがす

          短編小説「トー横」

          「咆哮」

          錆び付いた心が咆哮をあげる ただ甘えなんて いらない 少しの偏見と綱渡りday to day でも仲間が欲しくて 親友が必要だ だけど 今の僕じゃ とても 心許せる日々が来るのか 心が今 叫ぶ 失いたくない アパート暮らしの隅っこで泣いてる 明日が来るなら救われたい 赤い手帳が泣いてる くたびれた気持ちが方向を定める まだ旅の途中 道すがら 昨日の新聞で記事を見つけた 僕と同じ人が居る 「一人じゃないから、そうさ勇気をもって」 だから 僕の目には 一筋のTea

          ─詩─ 「光、暗闇、俺の瞬き」

          光 暗闇  俺の瞬き  何も変わりゃしない 星も見えない夜  君しか見えないのさ  光が欲しかったから 君の隣りで笑い続けた このまま行ったら俺は  何処まで走り切れるのか 今夜 音の無い世界までゆく 風も吹かない下北  セレナーデが鳴り続けて 欲に任せて また 君に狂っちまった 何も怖く無かった  君と二人で居れば 俺達一つに交なる  夢しか見れない  だったら そのまま時を止めて 光  暗闇  俺の瞬き  何も変わりゃしない I want you

          ─詩─ 「光、暗闇、俺の瞬き」

           ─詩─ 「聞きたい事があるんだ」

          初めてのキスは やたら切なくて  僕の頬を赤く染められちゃうかな それだけで二人幸せで それだけで二人恥ずかしくて 何もかもが面倒くさくて嫌になっちゃって  目の前が真っ暗になったとしても 君がそこに居てくれるだけで 僕は明日を迎えれる 虚勢張って強がって生きて来たけど 君の前じゃ何も役に立たないエピソード そろそろ僕も大人になるのかな?  君をちゃんと愛そう 傷つけて来た過去も  不安定な自分も  君は全部  受け止めてくれる 「そんな昔話は聞きた

           ─詩─ 「聞きたい事があるんだ」

          「追憶」

          ボンヤリとしたトンネルの中  手繰り寄せた あの日の未来 戻れない今を 必死に生きている 太陽と月の狭間で今日も聞こえる 愛の音 お願い今日は何も言わないで 梅雨が泣いてる それじゃ悲しいでしょう だから涙をこらえてる この先もずっとずっと ひんやりとした体温の中  重ね合わせた あの日の唇 変えれない明日 無様にもがいてる 鳥が鳴いてる 午後の日差し 過去に伝えた 愛の言葉 お願い今日は何も聞かないで 胸が叫んでる だから淋しいでしょう 花火が

          ー楽曲─ 「Rain 愛の雨」 作詞 作曲 織田由紀夫 https://www.canva.com/design/DAF7HwfL9-s/D9K_LylRXYsBJBW5ZqXmOA/watch?utm_content=DAF7HwfL9-s&utm_campaign=designshare&utm_medium=link&utm_source=editor

          ー楽曲─ 「Rain 愛の雨」 作詞 作曲 織田由紀夫 https://www.canva.com/design/DAF7HwfL9-s/D9K_LylRXYsBJBW5ZqXmOA/watch?utm_content=DAF7HwfL9-s&utm_campaign=designshare&utm_medium=link&utm_source=editor

          「Suicide 私が死んでも、世界は一ミリも変わらない━短編小説━」

               1 「おいっ、高橋。聞いてるのか?」 「は、はい」 「だから、何回も聞いているだろう。この場合Xは何乗になるんだ?」 「え・・・・・・と、その・・・・・・」 「お前なぁ、これから追い込みかける受験生のレベルじゃないぞ」 数学の教師からは酷く叱責された。 教室内に笑いが響いた。 顔を赤らめた愛は、すぐさま広志を見た。 広志は軽く笑って見せた。 愛は更に恥ずかしくなって、机の上の教科書をジッと見つめた。 愛は何処にでも居る普通の中学生だった。 来

          「Suicide 私が死んでも、世界は一ミリも変わらない━短編小説━」

          ━詩━ STOP DV

          哀しみの雨が降り注ぐ中を  俺はあの娘を ソッと抱き寄せた 住むところが無いんだって  家にも帰れないんだって 何が彼女を苦しめているのか 彼女は言った 旦那がDVで  オマケに性的虐待 五歳になる娘まで 通帳 判子一式  スマホにモバイル充電器   もしもの為にと 取ってた  警察SOSカード 叫ばなければ いけない夜が もうすぐそこまで迫って来ている 私はあなたを忘れて やり直すの 人生 今ここ 始発待ち あなたは私を忘れて やり直して 人生 今こ

          ━詩━ STOP DV

          「ルッキズムの現実 ━短編小説━」

           1  凛はブスだ。誰が何って言ってもブスだ。学校でのあだ名はブス凛丸。完全に名前負けしている。凛は親を恨んでいた。今さら、どうこう言った所で、どうしようも無い事だが。  裁判所に言って手続きをすれば、三回までは名前を替える事が出来ると人づてに聞いた事はあった。ただ、聞いただけの話しであって、それが本当なのかGoogleで調べるだけ時間の無駄だと、凛は思っていた。 「なぁ、凛ちゃん聞いてる?」  昼休みが終わろうとしていた。凛の直属の上司、岡本が、凛に催促していた。

          「ルッキズムの現実 ━短編小説━」