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【歯並び日記⑱寒い日々の調整】

2022年1月に決心して37歳で始めた歯列矯正の記録用日記です。12月にひとつ年を重ね、2023年も幕をあけました。矯正ライフももうすぐ後半戦に突入!地味な調整日が続きますが、ここは重い腰を上げて書き記しておきたいところ。お付き合いのほどよろしくお願いいたします。初めての歯並び日記はこちら。

12月中旬はまさかのコロナ陽性(2回目)となり、ろくな記憶がありません。
まさに失われた12月。仕事も予定も全てキャンセル。
前回(7月)は無症状だったので余裕かまして「newspaperババア」に変身しましたが、今回はガッツリ高熱&全身の倦怠感に寝込みました。
なんとか復活してからも、各種お仕事の振り替えや子どもの用事が容赦なく詰まっており、疲れ果てた心身にすき焼きと紅白歌合戦を流し込み、新しい年の幕開けをそろりと迎えました。

さて、11月(5回目)12月(6回目)1月(7回目)の調整日が終わったので忘れないうちに記録。
先生の預言通り、猛烈に地味な作業が続いてます。でも、口腔内の変化は歴然でうれピスの連続。

【5回目の調整日 11月中旬】
今回は6週間ぶりの調整日。
右下のワイヤーがアワビによって断裂したまま3週間が過ぎ。
実は鏡を覗くたびに下の歯並びに違和感を抱いていた。断裂する前は綺麗なアーチに並びかけてた歯列が断裂端から内側にずれてる?
先生と衛生士さんが交互に覗き込み。
「おお、これは。ワイヤーかえましょ」「ワイヤー切れたら早めにきてね。次の段階に進むこともあるので(若干お叱りモード)」
「ふみまへん・・・」謝る私。
久しぶりのクリーニング。水で流す、ブラシ機械、最後は手作業ブラシでの仕上げ。
驚いたのはとにかく歯茎がチクチク痛いこと。もしかして歯茎、弱くなってる?歯列矯正の影響なのか単なる加齢なのか、ここ一年でほうれい線は確実に刻まれているけど、歯茎までもが老化現象を加速しているのだとしたら…恐怖。
しかし歯周ポケットは1〜3ミリくらいで前回とほぼ変わらず。
ワイヤーがついている表側の磨き残しが多いので要注意とのこと。
右上犬歯はよく動いているので、今のやり方(外側からワイヤーで引っ張る)を継続。がんばるぞ。最後に虫歯チェックとフッ素塗布にて終了。
今回は1時間。ちょっとくたびれつつクリニックを後にした。

【6回目の調整日 12月初旬】
今回は右上の犬歯をついにメインのワイヤーにつないだ。
うれピス。バネも外れ、二重になってたワイヤーも外れた。
あとは下のパワーチェーンと左上のパワーチェーンを交換して、のびてきたワイヤーを短くカット。
すすんでる!成果を実感する日々。決意からもうすぐまる一年。思い切って動き出した自分を褒めたい。弱音(痛い〜食べられない〜等)をいつも聞いてくれる夫への感謝の念も浮かべつつクリニックを後にした。

【7回目の調整日 1月初旬】
元々、正面から見ると右上2番の背後にかくれんぼする形で口腔内の内側に鎮座していた右上3番の犬歯。
少しずつパンゲア(海渡る大陸をイメージ)し、ついに峠を越えた。無事に右下3番の外側に移動したのだ。
我が歯並びの黒幕とも言える右上犬歯にもちゃんとしたブラケットがつき、ついでに左上・右上の一番奥の歯にもブラケットがついた。
この日の衛生士さん(初めて担当してもらった方)は少し不慣れな様子で、ブラケットを開閉するのにしばし手間取っておられた。
嫌な予感はあったのだが、左上3番のブラケット閉める時、やはり私のカサカサの唇を思いっきり挟んでしまわれた…。
「ぐぬ!!!」悶絶する私。「強かったですか?」
「あの、唇が…」「きゃあ!ごめんなさい…」ブラケットで鋭利に裂かれた唇からは見事に流血。
チーン。歯列矯正には涙と汗と流血がつきものということを身をもって理解し始めた私。
こうして地道な調整日はまだまだ続く。

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