見出し画像

おかわかめ通信第1号(2020年7月19日)~おかわかめ生産の現状と展望~

 おはようございます!おかわかめ通信第1号です。

 今朝の南日本新聞(鹿児島の地元紙)におかわかめを掲載しました。(配信者は記者をしております)
 紙面半分強のボリュームで、生産者の声、鹿児島大学でおかわかめ研究をされている志水教授のお話、レシピを写真たっぷりでお届けできました。
個人的にとてもうれしいので、本日を記念日として、おかわかめ通信をスタートします。

 というわけで、せっかく新聞掲載後ですので、今日は「編集後記」的に、取材をしながら感じた「おかわかめ生産の現状と展望」を書きます。なお、鹿児島の農家さんを取材をしながら感じたことですので、全国的に一般論であるとは言えません。。。

~おかわかめ生産の現状と展望~
 取材したのは、鹿児島市、志布志市、いちき串木野市、指宿市でおかわかめを栽培する7軒。
いずれも、栽培のきっかけは「人からもらった」で、「最初は小さかった苗が、放置していたらいつのまにかこんなおっきくなってしまった!!!」と驚きながら話してくれました。「手がかからない、虫が付かないので農薬不要、他の葉野菜がオフシーズンに収穫できる、おいしい!」とのことでした。勝手に育つなんて、メリットばかりな気がします。
 一方、鹿児島大学農学部で未利用資源やオカワカメについて研究する志水勝好教授は、「温暖な鹿児島は栽培に適し、ブランド化が期待できる」としながらも、おかわかめが普及しない背景には「効率的な栽培方法がマニュアル化されていないから」と指摘します。「勝手に茂る」は必ずしもいいことばかりでなく、「管理しきれずやめる農家もいる」とのこと。普及のためには、「ちゃんと手の届く高さに商品になる大きさの良い葉っぱがつき、持続的・安定的に収穫できるような栽培技術の確立が必要」とのことでした。
 これをうけて、おかわかめの栽培マニュアル作りを今後進めていこうと思います!おかわかめを育てているみなさま、ぜひ知見を(栽培のコツ)お寄せいただければ幸いです。

 さて、第1号、長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。質問や感想、リクエストもお待ちしています。南日本新聞を購入できない県外のみなさん、おかわかめの記事を読んでみたいという方は方法を考えますので、個別メッセージください。

 さーて、今週もごきげんよう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?