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キューバ旅行記 Day7 Go to Santiago

Cuba Day7
2019.10.15 火 Go to Santiago

朝06:20起床。06:30に朝食を頼んでいるので急いで荷物をまとめたが宿の主人が寝坊してしまったので朝食はバナナとコーヒーだけだった。彼は寝ぼけながら謝っていた。昨日頼んだタクシーが約束通り来てくれたのでバス停まで送ってもらう。

08:00。高速バスはほぼ時間通りにトリニダーを出発。中国製の車体はシートがふかふかでリクライニングの角度も最高。バス停で買ったサンドイッチは砂混じりでしょっぱかったけど昼食で寄ったカフェのサンドは外まで焼いてあって結構美味しかった。しょっぱいけど。座席はちらほら空いているが地元民の乗り降りが激しいのでギリギリの人数で運行しているのだろう。バスの乗客達は思いおもいの音楽をかなり大きい音で流す。

バスから見えるのは田舎町の風景。放し飼いの馬や牛、鹿、ヤギたちが静かに草を食べている。市街にはいない健康そうな毛並みの犬が走り回っていた。ハバナからトリニダーのタクシーはほとんどがハイウェイで人々の生活は見ることができなかったけどバスから見える風景は絶えず人の気配を感じられた。こんな町で1年くらい暮らしてみたい。心なしか道行く人々の肌にハリがあるように見えた。

キューバの田んぼは日本とは比べものにならないレベルでデカい。少し背の高い穀物が見渡す限り無限に植えられている。機械で植えても相当時間がかかりそう。北海道のトウモロコシ畑をもっと広くした感じ。田舎町を見ているとハバナやトリニダーの街がどれだけ発展していたか気づかされたが街の発展と人々の生活や健康、幸福度がリンクしているとは思えなかった。ハバナと比べて東京はずっと発展しいるが楽しそうな顔の人は少ない気がする。

最後の停留所バヤモに到着。目的地まであと2時間。1時間ほど遅れてるみたいだ。タバコを吸いストレッチをしながら他の旅行者たちと目配せで疲労を伝え合う。バスが発車し外が完全に暗くなると冷房が強くなった。昼間の方が暑いのにどこに行ってもこのリズムで冷房を使う。サーカディアンリズム的な感じで本当はこっちの方が身体に良いのかもしれないけど正直マジで寒い。

時刻22:00。バスが目的地に到着した。乗車中にガイドブックに載っているのを見つけた日本人が営むカサに向かってみる。現地の日本人から話が聞くのが楽しみだ。もし部屋が空いてなくてもいい宿を紹介してくれるはず。バス停でイカしたレトロタクシーを捕まえて市街へ。

宿に着くと無事日本人の彼女と出会うことができた。あいにく部屋は埋まっているらしく明日泊めてもらうことにし屋上で色々話した。久しぶりに日本語を話したのもあって話が弾んだ。1時間半ほど話している間に彼女のパートナーが近所の部屋を探してくれた。無事眠る場所が見つかって良かった。

屋上で話している時に今回の旅でもっとも役に立つ情報を教えてもらった。なんとマイアミから出る飛行機に乗るとサンティアゴまで直接来れるそうだ。前から思っていたがハバナinハバナoutは超効率が悪い。僕はもう帰りのチケットを取ってしまったけど、これから行く人にはマイアミ経由のフライトをオススメしたい。東から入るも西から入るも自由だがUターンしなくて済むのは移動に時間がかかるこの国ではとても大きな意味を持つ。個人的には西から入る方がテンションがどんどん上がるのでオススメ。

宿に着いた時に案内してくれた男の子にチップを渡していたことを褒められた。その気配りが僕を守ってくれるらしい。

14時間の長距離バスは思ったよりもあっという間だった。行きの飛行機と比べて気持ちがリラックスしているし、単純に暇な時間の過ごし方が上手くなった気がする。昨夜も2時間しか寝てないのにバスに乗っている間不思議と眠気はなかった。明日新しい街を散歩するのが楽しみ。足の痛みもだいぶ良くなった。流石にこの日はぐっすり眠った。

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