見出し画像

当たり前が分からない

タンザニアの先生方は
子どもをたくさん使う

自分たちが飲むための
チャイのカップも
子どもたちが洗って用意する

使ったら
子どもたちが片付ける

なんだかなあ〜なんて
自分たちが飲むものぐらい用意しなよって思ってた

今日、たまにはチャイも混ざろうかと
チャイの時間に職員室にいて
カップを自分で用意しようとしたら
いつも飲んでないので(笑)
どれを使っていいのか分からない

近くにいた同僚は
子どもを呼んで洗ってもらいなさい
って言う

呼べない、呼べないよ〜
子どもを使って自分のお茶を飲むなんて

結局同僚が呼んでくれて
お茶は用意された


なんだかなあ〜
日本と違うよなあ〜

って思ってた

担任した子たちや
委員会とかクラブ活動、部活で一緒になった子たちを思い出してた

そういえば…

担任した子たちは
毎日、私の給食を用意してくれてたな

私が困ってたら
手伝いますっ!って言って、たくさん手伝ってくれてたな

委員会の子たち
クラブの子たち
言われたことをやって、その他にもたくさん手伝ってくれてたな

部活の子たち
1回だけ、私用の椅子を用意してくれてたな(←完全にネタだけど)


同僚のことも思い出した

休憩時間に
いつも美味しいコーヒー淹れてくれてたな


タンザニアだしなあ〜…

なんて思うことばかり
でも
日本でもこうやって
たくさん手伝ってもらって助けられてて

そう考えると
タンザニアで感じてる
あたしの中の当たり前が

分からなくなった。

日本でも
おんなじ事起きてるんじゃないか

子どもたちに助けてもらわないと
自分の仕事が回らない

同僚に助けてもらわないと
自分がいっぱいいっぱいになってしまう


当たり前ってなんだ


タンザニアの先生方
割とめちゃくちゃ働いてるよ

毎日膨大な丸つけ
200人以上の出欠確認
授業記録



全て手作業

7年生の担当の先生方なんて
朝6時45分から夕方5時半まで授業やってる

なんなんだろ〜
いろいろ考えると難しいな〜



当たり前ってなんだ


今までの生き方に自問自答してます(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?