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長崎4区補選 参院徳島・香川合区

①長崎4区補欠選挙・徳島 高知 選挙区のエリア

長崎4区
佐世保市(早岐・三川内・宮の各支所管内を除く)

  • 本庁管内

  • 日宇・江上・針尾・相浦・中里皆瀬・大野・柚木・黒島・吉井・世知原・小佐々・江迎・鹿町の各支所管内

  • 宇久行政センター管内

  • 平戸市

  • 松浦市

  • 西海市

  • 北松浦郡

    • 佐々町

参議院徳島・高知選挙区のエリア
徳島・高知全域

②岸田政権を占う補欠選挙の行方

今回、二つの選挙区にはそれぞれ事情が異なります。
長崎4区の場合は長年議席を守っていた北村 誠吾氏の選挙区です。しかし今年の5月にお亡くなりになられて補欠選挙が実施されることになりました。
そして参院の徳島・高知は自民の高野氏の秘書へのパワハラ事件により、辞任することになったのです。
この2つの選挙区で今回は補欠選挙が行われます。
何よりも今回の補欠選挙は小渕選対委員長の初陣ですので、その手腕も問われると思います。
長崎4区には金子元農林水産大臣のご子息である金子容三氏を公認とし、さらに参院の徳島と高知では元高知県議会議員の西内健氏を公認とし、地盤力のある候補者を擁立することになりました。
与党側としても勝って、解散への準備が綻ばないように準備を進めています。
対する野党側は北村氏と前回の総選挙で接戦で敗れた末次 精一氏を立憲公認で擁立しました。また参院の徳島・高知では元衆議院議員の広田一氏を無所属で擁立し共産党の推薦も頂き、野党候補の候補者調整も順調でしょう。
これで与野党同士の大激突がこの10月の補欠選挙で見られ、大注目の選挙戦が始まります・
もちろんその前に解散があれば変わりますが笑

③候補者紹介(予想される顔ぶれ)

ここで候補者を紹介いたします。なお選挙制度において公平性を記すために現職・新人・名前と年齢、所属政党を記します。
長崎4区補欠選挙
自民【新人】金子容三候補(40歳)
立憲【現職】末次 精一候補(60歳)[1期]
参議院徳島・高知補欠選挙区
自民【新人】西内健候補(56歳)
無所属【元職】広田一候補(54歳)[2期][衆1期]
無所属【新人】大石隆英候補(52歳)

④前回補欠選挙より厳しい選挙戦に

前回の補欠選挙は山口2区と山口4区という保守系なので自民有利でした。
その結果、事前予想でも2勝は勝利する確率が高く、残りの3選挙区は和歌山1区を除き薄氷の勝利でした。その結果での4勝1敗だったのです。
しかし今回の2つの補欠選挙は自民党系の地盤なのは参議院徳島・高知選挙区でした。長崎に関しては1区は国民民主党、3区と4区は自民と立憲は僅差です。
ただ参議院は2つとも長崎が自民党をずっと取っているので、そういう部分ではやや自民有利かもしれませんね。
それに今回の補欠選挙で勝つよりも先を見据え区割り解消する4区より新3区や新2区で勝利した方が最終的にはいいかもしれません。
仮に4区で末次さんか金子さんのどちらかが勝ったとしても、解散してまた選挙に勝てるかはわかりません。
参議院徳島・高知補欠選挙区の場合は全員高知県の候補であって、徳島での活動に頑張らなるかが鍵です。
自民にとっては広田氏は議員経験のある強敵であって、広田氏にとっても合区での活動は広く、自民党を相手にすることはなかなか大変でしょう。

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