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小池百合子vs蓮舫、自公連vs立共れ社の行方がなぜ互角なのか?


東京都知事選、実は互角?

どうも森です!
今日は東京都知事選について解説します。

結論から言えばこんな感じです。

なんと互角に近い予想が出ました。

しかも一部の選挙区では、10パーセントの差をつけて、
蓮舫氏が勝利
しているのです。

なお理由はこのような形から伺えます。

・小池百合子自身が自民の推薦を受けることでなく支持の受ける意向
・前回の比例区(衆議院)に入れた自民党の無党派が蓮舫に離反されること
・共産や社民、れいわ支持層が蓮舫を支持すると予想
・国民民主党と立憲支持層(最低1割)は小池百合子支持?

こういった形が積み重なり、
蓮舫と小池百合子が互角の戦いとなっているのです。

蓮舫氏が立憲民主党の中道左派票を固められるかが課題

今回の選挙戦では都連の長妻会長、手塚幹事長、
さらに東京8区の吉田議員をはじめとした方々が
蓮舫氏の支援に入っています。

特に阿佐ヶ谷での街頭演説ではこのパターンでした。

吉祥寺では松下前武蔵野市長、菅直人元内閣総理大臣、
練馬では山岸議員、江東区では酒井議員など
基本的に都連の議員と共に街頭に立つことが
メインです。

しかし立憲民主党(リベラル層)と共産党幹部が
共に街頭に立てば、都内の都心部では大丈夫ですが、
一方で八王子や町田では無党派層の獲得が懸念されます。

そうなれば小池百合子都知事にも有利かもしれません。

政策については反小池都政を基軸とするため、
神宮外苑の視察がなされました。

東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に出馬表明している立憲民主党の蓮舫参院議員(56)は8日、再開発に向けて昨年3月から一部で工事が始まった明治神宮外苑地区を視察した。視察後、報道陣の取材に、同再開発問題について「当然、(都知事選の)争点になる。当たり前だと思う」と述べた。

出典:日刊スポーツ 2024年6月8日 蓮舫氏「1度立ち止まるべき」神宮外苑再開発地区を視察、東京都知事選で「当然、争点になる」

前回の都知事選ではもし野党が支持した宇都宮氏と
れいわの山本太郎氏の票を重ねれば140万票です。

加えて維新が候補者を出さないとなると、
果たして野党支持層は蓮舫氏に1本化できるかが焦点です。

自民vs立憲、都知事選の予想発表

ではここで衆議院選挙の比例投票先と
小池都知事の支持層、この両方を計算して算出したデータを
発表致します。

なお少し私のお財布事情からお金を取りたいとは
1ミリ程度思いましたが、流石に民主主義の基盤となる
政治や選挙でお金儲けすることは、
原則控えなければならないとも思い、
今回は無料で公開致します。

【都知事選予想】
小池百合子都知事:250万票
蓮舫参議院議員:243万票
維新候補(まだ目処が立っていない):110万票
石丸市長:66万票
・・・

23区内のうちリベラル層の強い都心部では蓮舫氏が勝利しています。

文京区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区、港区etc

一方で葛飾区、江戸川区、中央区、豊島区では
小池百合子都知事の票が上回ると予想します。

都知事選では自民と公明支持層の大半以上が小池百合子氏に
流れ、蓮舫氏は連合の推薦が得られなかった分の苦悩が
まだマイナスとも言えると考えられます。

しかしこの接戦が現実となった時点で、
与党には大ダメージです。

なぜなら前回の366万票の得票数から100万票近くを
削がれたことは、小池百合子氏本人の集票力の低下を
示す結果となるからです。

都連の萩生田会長は小池氏支持の方針を示しました。

自民党東京都連の萩生田光一会長は10日、都知事選(20日告示、7月7日投開票)に3選を目指して立候補する方針の小池百合子知事について「出馬するなら、支援する方向だ」と述べた。党本部で記者団に語った。
萩生田氏は「この4年間の小池都政と自民党との歩みを確認した」と述べ、支援の在り方に関しては「知事サイドの考えもあると思うので、今後執行部に一任していただく方向で了解いただいた」と説明した。都連はこれに先立ち、党本部で都連大会に代わる臨時総務会を開き、都連執行部に一任することを決めた。

出典:産経新聞 2024/6/10 自民都連、東京都知事選で小池百合子氏支援へ 萩生田光一会長「出馬するなら支援」

また小池百合子都知事側本人も12日に出馬表明されるとのことです。

20日告示の東京都知事選について、現職の小池百合子氏(71)が、12日にも3選をめざして立候補する意向を表明することが分かった。同日閉会の都議会本会議で表明する方向で調整している。

出典:朝日新聞 2024年6月10日 小池百合子都知事、12日にも立候補を表明 3選目指す


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