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千葉4区 自民元職vs野田元総理の申し子#45【選挙解説】


①千葉4区のエリア

  • 市川市

    • 本庁管内の一部

      • 国府台1〜6丁目、市川4丁目、真間4・5丁目、東菅野4・5丁目、宮久保1〜6丁目、鬼越1・2丁目、鬼高1〜4丁目、高石神、中山1〜4丁目、若宮1〜3丁目、北方1〜3丁目、本北方1〜3丁目、北方町4丁目、国分1〜7丁目、中国分1〜5丁目、北国分1〜4丁目、須和田1・2丁目、稲越1〜3丁目、曽谷1〜8丁目、下貝塚1〜3丁目、東国分1〜3丁目、堀之内1〜5丁目

    • 大柏出張所管内

  • 船橋市

    • 本庁管内

    • 西船橋出張所管内

    • 船橋駅前総合窓口センター管内

②船橋が真っ二つに、元総理が下した苦渋の決断とは

千葉4区は以前は船橋市のみが選挙区でしたが、今回の10増10減によって、船橋市は4区と14区に分断されるようになりました。
その千葉4区の国会議員は立憲民主党最高顧問の野田佳彦元総理です。
野田元総理自身も自身を応援していた船橋市民が今回の区割り変更で二つに分かれ、どちらかを選ばなければならない状態です。
そして野田元総理が選んだのは14区で、4区には新人を擁立することになりました。まさに苦渋の決断です。

③候補者紹介(予想される顔ぶれ)

ここで候補者を紹介いたします。なお選挙制度において公平性を記すために現職・新人・名前と年齢、所属政党を記します。

自民【元職】木村 哲也候補(54歳)[1期]
立憲【新人】水沼 秀幸候補(33歳)
維新【新人】雨宮 京子候補 (56歳)
参政【新人】工藤 聖子候補(44歳)
共産【新人】佐川 長候補(46歳)

④野田氏の影響力

4区は野田氏と近い早稲田大学の水沼氏が立憲候補として出馬します。
得に4区は船橋市であって野田氏の影響力がある選挙区です。問題は水沼氏本人の運動量と政治経験、政策をどう地盤に訴え、野党乱立の中で自民に勝利するかが肝心です。
対するは自民元職の木村氏です。木村氏は千葉県議や船橋市議を務め、国政入りした方です。
ただ前回の総選挙で野田氏に大敗し比例復活ならず落選したこともあり、今回の選挙区では4区でどう勝負するかは注目が集まります。
野田氏本人が立憲内でも保守に近い考え方で、保守層の奪還ができるかが鍵でしょう。
船橋市議会で見ると自民系が7名で立憲系が7名、しかし公明系10名と合わせても過半数の25名には届かず、船橋市は立憲が優位な地盤を形成していると言えます。
また維新の会は女性ジャーナリストを擁立し、党勢拡大の勢いとこの4区でどれほど票を上積みできるかが注目ですね・
参政党と共産党はそれぞれ比例区での上積みにより、少数政党からの脱却ができるか?特に共産党は野党共闘に回帰できるような強さが見せられるかが注目です。

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