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愛知12区・立憲若手Gのトップ、最大野党代表への道なるか?#68【選挙解説】


①愛知12区のエリア

  • 岡崎市

  • 西尾市

②立憲保守の会長、4連勝なるか?

愛知12区は当選4回の立憲民主党所属衆議院議員の重徳 和彦氏の選挙区です。重徳氏は総務省出身の国会議員で2011年に愛知県知事選を自民党推薦で出馬した経験もあります。その後、2012年に国政選挙に出馬し初当選、次の選挙では小選挙区で当選し、以後計3回も小選挙区で勝利しています。また重徳氏は立憲の若手国会議員からなる直諫の会の会長であり、来年の代表戦での出馬も噂されています。
そのため今回の選挙での結果においては注目です。

③候補者紹介(予想される顔ぶれ)

ここで候補者を紹介いたします。なお選挙制度において公平性を記すために現職・新人・名前と年齢、所属政党を記します。
立憲【現職】重徳 和彦候補(52歳) [4期]
自民【現職】青山 周平候補(46歳)[4期]
維新【新人】中川 博登候補(45歳)

④元々は自民系の地盤だった

愛知12区は2009年の民主党政権前は自民党が連勝していた選挙区です。
しかし2014年は重徳氏が勝利し3戦しています。
こうしたことも踏まえると保守層を青山 周平氏が固められて奪還できるか否かが小選挙区での自民候補勝利の課題とも言えます。
青山氏は文部科学副大臣を務める当選4回の衆議院議員で父は愛知県議会議員です。また安倍派の国会議員で今回の愛知12区では維新の候補の出馬により野党候補が分散化し、青山氏が小選挙区奪還できる可能性は高まったと言えるでしょう。
ただしここ数回の選挙で青山氏と重徳氏の票差は数万票と差は小さくないため、今回の選挙でも相応の努力は求められ、両者ともそれぞれの未来のために油断ならない選挙戦ですね。


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