学ぶ力をつぶさない

今回は学ぶ力をつぶさないことについて書いていきます。

ホームスクールをする上で、大事にしていることの1つです。

良い先生に出会えたら別ですが、子供が自ら学んで知識をつけても、学校では潰されることも。

私が子供の頃も、学校で知っている知識を披露すると、先生に良い顔をされず。

田舎なのもあって、勉強ができると「ガリ勉」なんて馬鹿にされました。 

今は少し変わっているかもしれませんが、田舎の方へいくと、勉強できることを馬鹿にされたりします。

そして勉強が出来る子よりも、出来なくてやんちゃな子の方が可愛がられる。

最初から出来る子よりも、ダメダメだった子が先生の手によって成長していく方が、可愛がられました。

そういうことを経験してきた私は、いつしか学ぶことが楽しくなくなり、次第に勉強が嫌いになりました。

大人になって、学ぶことの楽しさを失うのは勿体無いなぁと感じました。

だから子供の「学びたい」という気持ちは潰したくないんです。

大人もそうですが、自主的に何かを学んでいる人はキラキラしてますよね。

いきいきしていて、楽しそう。

子供を見ていても、何かを発見した時、何かを知った時の顔は本当にキラキラしています。

その学ぶ意欲を大事にしたい。

“潰さないように、大事にしてる”ってどういうことかっていう話ですが…

我が家の場合大人には忍耐が必要なやり方かと。

ダメなことをしていても頭ごなしに怒らず、まずは見守ります。

もちろん命の危険があるものや、人様に迷惑がかかることは即座に中止させますが。

それ以外のことはしばらく見守ります。

例えば買い物へ行く途中、水たまりの中に入りたがったとします。

「汚れたら、買い物に行けないよ」

と伝えても、入りたがる子供達。

本当はやめてほしいですが、説明してもやりたがるのでとめません。

案の定びちゃびちゃで、しかも泥んこがつきました。

まぁ汚れると買い物には行けないので、帰ることになります。

そこで子供と話す。

水たまりはどうだったか、汚れてしまうとなぜ買い物へ行けないのか。

じゃあ次はどうしたらいいのか。

我が子たちの答えは「商品を汚してしまったら困るから行けない。汚くても楽しい。でも買い物も行きたい。だから行き道は我慢して、帰りに思いっきり遊ぶ」だそうです笑

自分たちで出した答えなので、次は本当に行き道はやらない。

帰りは思いっきり楽しんでいました。

そして何度か汚れる体験をしていると、お気に入りの服のときはやらない笑

そうやって自分たちで考え行動する。

命に関わること以外なるべくすぐに止めない。

それから「なんで?」「どうして?」には最大限付き合う。

まぁこれについては分からないことや、忙しい時は「なんでだとおもう?」「どうしてだと思う?」って聞き返します。

時間がある時は、一緒に調べたり考えたりします。

そんな感じで子供のやってみたいことが例えダメなことの場合でも、命にかかわったり、人に迷惑をかける範囲でない限り、頭ごなしに怒るのではなく、まずは見守ります。

そして疑問に思うことは納得いくまで付き合う。

ただ…これって時間がないと厳しいですよね。

我が家は子供が小さいこともあり、夫婦の考えもあって私が家にいます。

なのでわりと時間に余裕がある方だと思います。

だかこそ出来ることかもしれません。


大人にはもう答えが分かっていたり、意味のないことだと思っても、子供にとっては大事な学びの機会だと私は思っています。

なので出来るだけ意味があるなしに関係なく、色々なことを幅広く経験させるようにしています。

そこから子供自身が色々気づいたり、考えたり。

学びは無限大だなぁっと。

そういう彼らの「やってみよう」という気持ち

「どうしてこうなったのかな?」という疑問

「どうしたいいのかな?」と考える力

「こうしたらいいんだ!」という発見

こうした「学ぶ力」を潰したくないなぁって。

せっかくホームスクールをしているので、ゆっくりまったり。

子供のやってみように付き合っています。

私自身も子供が発見したことや、考えたことを聞くのは本当に楽しい。

自分とは違う意見を知ることができますし、子供ならではの柔軟な発想には驚かされることも。

そして何より、その話をしている時の真剣な顔、楽しそうな顔が大好きなんです。

世界はとてつもなく広いので、全てを知ることは不可能ですが…

子供と一緒にたくさんのことをこれからも学んでいきたいものです。

学びは楽しいものだと思い続けてほしい。

学ぶ力を失わないでほしい。

最大限サポートできたらなぁっと。

潰さないように、大事にしていきたいと思います。

では。








 

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