夫の料理#20　バター・チーズ不使用　秋の味覚さつまいもと肉団子のグラタン

先日、小麦粉・バター不使用のポテトグラタンを紹介しました。
引き続き小麦粉とバターを使わないソースのグラタンレシピです。

今回の具材は、
ほくほく甘い旬のさつまいもにイタリアの肉団子ポルペッテ。

ボリュームましましで満足感があります。

さらに小松菜としめじを加えて、逆にチーズは入れないことで重い食べ応えにならないよう工夫しました。

夫Ｒ曰く「お芋と野菜が多いからね。その上バターとチーズを使わないからポルペッテの旨味も引き立って、ヘルシーなグラタンだよ♪」

お芋と野菜とお肉、バランスのとれた嬉しい一皿。
完全食となり得る最強グラタンをどうぞお試しあれ。

※ポルペッテの材料にパン粉を使用するためグルテンフリーではありません。

材料

５～６人分　
・さつまいも　３～４本
・小松菜　１本
・しめじ　２パック
・玉ねぎ　１個
・塩、コショウ　各少々
・牛乳　200㏄
・生クリーム　100㏄
・卵　２個
・塩　ふたつまみ
ポルペッテの材料
・挽き肉　250ｇ
・卵　１個
・パン粉　30ｇ
・水　40㏄
・塩、コショウ、ナツメグ　各少々
・揚げ焼き用油　適量
※挽き肉は豚でも合挽きでもお好みで。

※直径２７～２８㎝程の耐熱皿、もしくは同程度の大きさのオーブン可のバットを用意します。深さは５.５㎝以上あるものを。

作り方

1．材料を切る。
小松菜はざく切りに。しめじは石づきをとってほぐしておく。太いものはふたつに割いて。玉ねぎは１～２㎜にスライス。

2．さつまいもの下茹でをする。
さつまいもは2.5㎝～３㎝角に切る。鍋に湯を沸かし、切ったさつまいもを入れて、再び湯が沸いてから５分間茹でる。ザルにあけて３～４分置いておく。こうすると熱で自然に水分が飛ぶ。

↑　さつまいもは下茹でする。

3．ポルペッテを作る。
ボウルにパン粉と水を入れてなじませる。そこに卵１個と挽き肉、塩、コショウ、ナツメグを加えて粘りが出るまで混ぜ合わせる。
小さめに丸めていく。ピンポン玉よりもふたまわり小さいくらい。
フライパンに油を入れ、丸めた肉を１分程揚げ焼きにする。外側に焼き色がついたら皿に取り出す。

↑　小さめに丸める。

↑　揚げ焼きにする。外側に焼き色が付いたら取り出す。
後でオーブンで焼くのでここでは中まで火を通さない。

4．大きめのフライパンにオリーブオイルを熱し、１の小松菜、しめじ、玉ねぎを入れて１～２分程炒めて塩、コショウを振る。

↑　野菜をさっと炒める。

5．ここでオーブンの予熱を始める。温度は200℃。
大きめのボウルに牛乳、生クリーム、卵２個、塩ふたつまみを加え混ぜ合わせる。ここに２の下茹でしたさつまいもと４の炒めた野菜を移し入れて混ぜ合わせる。

↑　クリーム、さつまいも、炒めた野菜を混ぜ合わせる。

6．耐熱皿もしくは耐熱バットにまず３のポルペッテを並べ入れる。その上に５の具材から入れていき、次いでクリームを流し入れる。これを200℃のオーブンで２０～２２分焼く。様子を見て焼き時間は調節すること。

↑　まずポルペッテを並べて、具材を入れて、

↑　最後にクリームを流し入れる。
写真の耐熱皿は深さが足りてないので具材がやや溢れています。
深さのある容器をお使いください。

↑　こんがり焼けました♪

↑　さつまいがホクホク美味しそう♪

↑　ポルペッテは肉汁がジュワっと溢れる絶妙な焼き上がり♪

さつまいもがホクホクッと甘く、野菜の旨味がじんわりひろがり、ポルペッテの溢れる肉汁とボリュームで満足感高いグラタン。

小麦粉・バター不使用のソースでさらにチーズも入っていないため、ほっこりと和のテイストも感じます。

お芋に野菜にお肉とバランスの取れた完全食。
添えるのなら、ちょこっとサラダか箸休めのマリネもしくは酢の物、あるいはお吸い物を。
食べ盛りさんならごはんかパンがあってもいいでしょうか。

出来立てをハフハフいただけば幸せの味。

もし残ったとしても温め直していただけば変わらぬ美味しさを味わえます。多めに作っても大丈夫な嬉しいレシピ。保存は冷蔵庫で。

ぜひ一度お試しください。

今日もお読みいただきありがとうございます。
それではまた。

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