【日々走ること】21/9/11(土) 誰かと一緒に走ること
今朝のランニング。
6時スタート。天気は晴れ。涼しい。
10.2㎞を68分でジョグ。最後の100mはダッシュ。
ジョグ後の筋トレ⑩
・スクワット 10回
・腹筋4種 各10回
・プランク 20秒3セット
やや足の重さを感じたが、走りにくいというわけではなく、まあまあ快調に走れた。
昨日同様、気持ちのいい気候で走ることそのものが楽しい。
足の重さは筋トレの効果だろうか。
とりあえず明日は休息日にしようと思う。
◇ ◇ ◇
今朝もいつものコースを走る。
土曜日の朝は平日よりもランナーを多く見かけるのものだが、今朝に関してはそう多くは見かけなかった。
そんななか、小学生の男の子とお父さんが一緒に走っておられて、すれ違った。
「いいなぁ」とシンプルに思った。
思い返せば、私も長男Jと一緒に走ったことがあったのだ。
今朝会った男の子と同じくらい、彼が小学校高学年の頃。
その頃長男はスポーツ少年団のサッカーチームに所属していたので、おかげでまあまあ体力があったし、走れるようにもなっていた。
小学生男子の走りはおもしろかった。
私と一緒に走る時は、サッカーの練習時とはちがって、自分の走りやすいペースで無理のない距離を走る。
一緒に、といっても私と長男で走りやすいペースは異なるので、スタートは同時でも直ちに長男が先を行くことになる。
それはまさに自由な走りだった。
走りはじめはまるでピョンピョン跳ねるように、そう、小型の草食動物のように軽やかに走り去っていく。
※実際はピョンピョンしていない。
その後ろ姿を眺めつつ私も自分のペースで走る。
ただ彼は長い距離にはまだ対応でてきなかったので、だんだんとペースが落ちてくる。
5、6㎞走る場合だと、後半1/3くらいの所で私が追いつき抜き去ることになる。大人げないようにも思うが、そこで変な手加減はしなかった。
ただ、私が先に走り終わるとやっぱり一緒に走りたいものだから、長男の所まで来た道を戻り、そこから最後まで一緒に走った。
またある時は、二人同じペースで最後まで一緒に走ることもした。
ある程度ペースを保って距離を走りきる練習。
といっても、かなりゆっくりの全然きつくないペースだ。
だから走りながら色々なおしゃべりをした。
私を笑わせるような面白いことを言う余裕もあった。
長男が中学生になってからも何回かは一緒に走ることができた。
年末年始やお盆に実家に帰省した時がちょうどいいタイミングなのだ。
普段は学校、部活と忙しい長男。もちろん私も仕事がある。
両者ともそれらが休みになり、また帰省先でも早朝なら二人で走ることができる。
日中は出かけたり、お客さんを迎えたり、その準備をしたりと諸々用事があるからね。
そんな帰省中の朝ランでこんなことがあった。
まだ薄暗い早朝、ランニングに出かける際に母と交わした会話。
母「まだ暗かけん気をつけなさいよ。変な人がおるけんね」
※痴漢などに気をつけよということ
私「大丈夫。一人じゃないけん。Jも一緒やけん」
母「あぁ、Jちゃんと一緒ね。そしたら安心ね」
この短いやり取りで母と私は、長男が身長は私をすっかり追い越し、見た目は屈強な男性に成長していたことを再認識した。
なにしろサッカー部でキーパーをやっているので身長も肩幅もデカいのだ。
逆かもしれなけど。デカいからキーパーなのかな?
誰かと一緒に走ることができるとは、走るようになったばかりの頃はまったく想像できなかった。
私には無理、と思っていた。
人のペースに合わせて走るなんてきついだろうし、気を使うだろうし。
楽しくおしゃべりしながら走れるなんて、そもそもそんなことができるということを知らなかった。
距離も走れるようになってそれなりに走力がついてきた頃、
「身内なら、親子なら、別に気を使う必要なんてないし、一緒に走れるんじゃないか?」と思えるようになり、実践してみたのだ。
やってみたらそれは難しいことでもなんでもなかった。
他愛もないことを面白おかしくしゃべりながら、遠慮の要らない相手と一緒に走ること。
それは幸せな時間だった。
ちょっと大げさかもしれない。
でも本当に楽しく幸せな時間を過ごせたと思う。
そして、私が一緒に走ることができたもう一人の人物も紹介したいのだが、それはまた別の機会に。
◇ ◇ ◇
このところ続けて長男Jのことを記しました。
お付き合いくださってありがとうございます。
それではまた。
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