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「プロデュサーは不死性の夢を見るか?」/相互主観を構築する総合芸術として語る、『学園アイドルマスター』をプレイしたファンの妄言
2024年5月17日。 私は東京出張から大阪へ戻る新幹線の中にいた。 2時間半の道中、Apple Musicの「おすすめの曲」で流れてきたのが、『学園アイドルマスター』の曲だった。 それは、ちょうど前日の5月16日にリリースされた、アイドルマスター6年ぶりの新ブランドの曲。 私はアイドルマスターシリーズのファンだが、何故かこの新ブランドのリリースを心待ちにできていなかった。 なんとなく、「学園」という語彙に、31歳の男は魅力的な響きを覚えていなかったのだと思う。 しかしこ