【読んだ本】図解 アイヌ／角田陽一

図解 アイヌ／角田陽一

アイヌの文化や歴史について説明している本です。

例えば、アイヌ語由来の地名、アイヌにとっての北海道の動物や植物、食べ物、村の仕組み、家の作り、服装、歌や踊り……といった幅広い内容が書かれており、特にアイヌにとっての神様の話はとても興味深かったです。

1つの見開きで1つのテーマを扱っており、左のページに説明文、右のページに図や表が載っており、アイヌについての基礎知識が少なくてもわかりやすい構成となっていました。

読んだ理由は、「ネタ作りのため」というのもあります。

北海道を舞台にした小説を書いているので、表現が悪いかもしれませんが、「アイヌをネタにできないか」という思いも正直ありました。

でも決して渋々勉強しているのではなく、純粋に北海道のことをもっと知りたいという思いがありました。

好きだからそれをもっと深く知りたくて、好きだからそれを表現したいんです。