HSPさんの、日常で心を軽くする考え方

今回は、HSP気質なわたしが、日常での「あるある」と、困ったときの考え方について書こうと思います。「自分にも当てはまるかも？」と思った方に、「こんな考え方もあるんだな〜」と参考となったら嬉しいです🌙

HSPの苦手なこと3つ

ペースを乱される

自分が思っていたペースを乱されることが苦手です。あらかじめ立てていた予定が乱されたり、突発的に何かを任されたりすると、焦ったり、イライラして落ち着きません。

たとえば、急なお誘いも苦手です。もし楽しいお誘いだったとしても、急に予定が変わって計画が狂うと「本当はこうやって過ごす予定だったのに…」と内心ザワザワしてしまいます。

ですが、断ることが苦手なので「今から用意しなきゃ」と、ストレスを感じながらも相手を優先してしまいがちです。

行けば楽しい、でもモヤモヤ。

見られている

何かをしているとき、誰かに見ていられると思うと気になって作業が捗りません。他人の目が感じられる状況はストレスにつながります。相手がぼーっと見ているだけでも、心が落ち着かず、集中できないことも。

「見られている」と思うだけで普段どおりの作業ができなくなり、ミスもしやすくなります。さらに指摘をされるとイライラしたり、焦ったりしてしまうので悪循環です。じーっと見守られるよりも、困っていたら声をかけてくれるくらいが、心地よい距離感だと感じています。

作業中はそっとしておいてください。

待たされる

友だちとの待ち合わせなどで、待たされることが苦手です。とくに、まだ相手がどんな人なのかをよく知らない段階では、待っている時間が心配や不安でいっぱいになります。

事前に「少し遅れる」という連絡があれば良いのですが、連絡が来ないと「何かあったのかな？」「約束を忘れてる？」と、さまざまな思いが頭を駆け巡ります。

また、相手が来ても「自分ってあまり大切に思われてないかも」と気持ちが落ちてしまうこともあります。それでも、遅れた相手を気遣って「大丈夫」と言ってしまうのです。

「大丈夫」と言ってしまった自分にも落ち込みます。

困ったときの考え方

急なお誘いは埋め合わせ程度

友だちや会社の先輩からの急なお誘いだと「せっかく誘ってくれたのに…」という気持ちが優先して、ついついOKしてしまいがち。

ですが、最初から「わたし」と約束したいのであれば、そもそも急なお誘いにはならないはず。急に誘われたのであれば、それは「いてくれたら嬉しい」程度のものなのです。なので、わたしが頑張って予定を調整したとしても、相手には「ラッキー」程度のことだと考えましょう。むしろ、普段はあまりお誘いにのらない人が、お誘いをOKしてくれた方が喜ばれたりもします。

少しでも自分のこころがザワザワしたら、スパッとお断りすることも大切です。自分が思っている以上に、相手は何も気にしていません。

「自分がどう感じているか」の気持ちに従って。

思っているほど他人は自分に興味ない

日常でひとの視線を感じると、そればかりが気になって本来のパフォーマンスができないこともしばしば。

もし友だちや恋人など、自分の気持ちを正直に話せる相手なら「見守られていることが苦手」なことを伝えましょう。職場など、自分を理解してもらうことが難しい場面では、いかに相手のことを割り切って考えるかが重要です。

注目されていると「何かミスしてるかな？」とさまざまな思いが頭を駆け巡るため、どうしても相手の方に集中してしまいがち。
ですが、たとえ完璧なパフォーマンスではなかったとしても「相手は自分が思っているほど期待していない」「時間が経てば忘れてしまうほどの出来事」だと考えることが大切です。プレゼンなど、どうしても避けられない人の目があるときには思い出してみてください。

みんな次の日には忘れています。安心してください。

自分を大切にしてくれる人だけを見ること

相手の気持ちを察することが得意なぶん、自分よりも他人を気遣ってしまい、自分のこころがすり減ってしまうことがあります。
そんなとき、相手のことを「わたしを大事に思ってる？」「困ったときに助けてくれる？」とちょっとドライな視点で考えてみましょう。

たとえば、待ち合わせにいつも遅刻する人は、自分が同じことをされても気にならないのかもしれません。ですが、その価値観を押し付けることは間違っています。もし他にも「大切にされていないかも」と思う出来事があるなら、一度距離をとってみることも大切です。

自分のこころをちぎって渡したとしても、相手に直す気持ちがないのなら、わたしは都合のいい人になっているかもしれません。
その人にわたしの心や時間を費やすよりも、自分を大切にしてくれる人を大切にするようにしましょう。

わたしを大切にしてくれる人を大切に。

おわりに

最後まで読んでいただき、ありがとうございます🍃

少し前まで「HSP」という言葉を知らなかったわたしは、なんとなくの生きづらさを感じながら、今日まで生きてきました。
ですが、この言葉を知って、同じ悩みを抱えている方は思っていたよりも多く、自分のモヤモヤに名前がついてからは、少し心が軽くなったのを覚えています。

もし、日常で困ったとき、この記事を思い出して、今日を頑張ろうと思える方が1人でもいたら嬉しいです。

また、自分の大切な人が同じ気質を持っている！という方にも、その方の心を理解するヒントになればと思います💐

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