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【物語】1/26 始まりの日は寒すぎた

こんにちは。イラストレーターのyukinoです。
2月も中盤になってきましたね。
気温もあったかくなってきて、春に近づいてきているのかなと感じます🌸
春に向けて新しい服やメイク、髪型を楽しみたいなぁと思います☺️

さて今日は、個展に向けての自分の足跡(物語)をシェアしたいと思います。
とは言っても、物書きは本当に素人なので暖かい目で見てください🥹
(絵描きの方でも素人ですが)

ノンフィクションとフィクションが混じった物語です笑
これから私はどんな道を歩いていくんだろう👩🐰🐤
自分でもドキドキ、ワクワク、ソワソワしながら、一歩一歩踏みしめて歩いていこうと思います🐾

それでは、どうぞ😌

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やりたいことをやろう。自分が心から楽しいと感じることをやろう。
そうだ、前からやりたいと思っていた個展を開催しよう。**************************************************
ピピピッピピピッ
「う〜。。ん~~。。」
最近朝の目覚めが良くない。

「朝から元気なさそうだねっ」
一緒に住んでるうさぎのうーちゃんが、ニンジンを頬張りながら私を見る。
「どうしたの、また婚活で悩んでたのっ」

「。。そんな可愛い顔して、人間世界のリアルな事言わないでよ ><」
「だって、ゆきのちゃんあんまり元気ないし。楽しくなさそうなんだもん」
またニンジンを頬張りながら、まん丸な目で話しかけてくる。

うーちゃんの言葉に、朝ご飯を食べる手が止まる。
自分でもわかっているんだ。
楽しくない。心が。

「わたち、ゆきのちゃんの絵、また見たい!あの可愛い絵をまた見たいの!」
黄色い羽をパタパタさせながら一生懸命に伝えてくれるのは、一緒に住んでる鳥のぴーちゃん。

私は、うさぎと鳥と一緒に暮らしてる。なぜこうなったかと言われると自分でもわからないが、気づいたら一緒に暮らしていた。

「絵かぁ。。」
そうえば最近、全然絵を描いていなかった。

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翌日、友達とご飯に行った。彼女は頻繁に会うわけではないけど、素直に色んなことを話せる大切な友人だ。
久しぶりというのもあり、最近の仕事のあれこれや、プライベートについても色んなことを喋った。もちろん、婚活のことも。

「楽しいこと、好きなことやりなよ!それが一番だよ!そのためにも、嫌な事はやめる」
私がモヤモヤしているのを見越して、どうしても言いたくなったらしい。彼女の言葉は気持ち良いくらいまっすぐで、潔かった。

「そうだね」
なんだかすごく背中を押してもらえたような気がした。

帰り道、友達に言われた言葉を思い返していた。正直、さっき食べたカレーの味はもう忘れかけてるのに、その言葉は私の体に、心に溶け込んでいた。
いつもの朝。

うーちゃんはいつものようにニンジンをバリバリ頬張ってる。ぴーちゃんは乾燥パンを一生懸命つついてる。私もいつものように朝ごはんを食べる。

「私、やりたいことやるわ。個展やる」
「おー!すごいじゃん!婚活やめるの?」
うーちゃんは可愛い顔をして本当に鋭い。

「私にとっては楽しく毎日過ごしてること自体が婚活だっ」
言っている自分が恥ずかしかったけど、言えた自分が嬉しかった。何が婚活かちょっと自分でもわからないけど、元気な心で過ごしたいんだ。私の言葉をよそに、うーちゃんはニコニコしながらニンジンを頬張る。

「コテン?コンカツ?なになに?絵が見れるのかな!うれちい!」
ぴーちゃんは個展(加えて婚活も)がどんなものかわかってなさそうだけど、何か通じたようで楽しそうに羽をパタパタさせている。

決めた。というか、遂に言葉にした。
やりたいことをやろう。心から楽しいと思うことを。

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「ありがとうございました!」私はあるお店を、ワクワク、ソワソワした気持ちが入り混じった不思議な感覚を感じながら後にした。来た時は明るかったのに、辺りは暗くなり始めている。冷たい風もビュービュー吹いている。

遂に踏み出したんだ。絵を描こう、個展に向けて。
10/5、6と私はこのお店で個展を開催する。
今日は1/26。約8カ月後。その時私は何を見て、何を感じているんだろう。
今はよくわからないけど、笑っている自分がいることは間違いない。

「さぶっ!」始まりの日は寒すぎた。さ、帰ってうーちゃんとぴーちゃんと夜ご飯を食べよう。

(追記)
実は他の場所でも開催することを考え中!
時期は未定ですが、個展は1回だけにする必要もないよなと。
また詳細決めたら(物語か通常投稿で)シェアします🌿