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関東カバディリーグ第1節を観ました

 こんにちは、雪乃です。今日は待ちに待った関東カバディリーグの開幕日でした!!

 カバディの試合をリアルタイムで観るのは久しぶりでしたが楽しかったです。やっぱり私は生身の人間がやるライブのエンタメが好きだな~と再確認しました。

 今回は自宅でオンライン観戦。配信ではありますが実況席の盛り上がりから現地での熱気が伝わってきました。

 今回実施されたのは5試合。全日本大会だとどうしても2日間で全国のチームが対戦する都合上2試合を同時進行したりとスケジュールがタイトだったのですが、関東リーグは観戦する側としても余裕を持って試合を楽しむことができました。

 公式戦は男子の決勝戦以外15分ハーフであるのに対し、関東リーグは全試合20分ハーフで実施されます。事前に告知動画が公開されたり、試合の前には各チームのインタビュー動画が流れたりと、演出面でもかなり力が入っていました。

 noteで他のスポーツの記事を読むたびに、国内リーグが当たり前にある競技を目にして思わず天を仰いだことは数知れず。ファンサイドとしても試合回数が増えるのはうれしい限りですし、改めて実行に向けて動いてくださった方々や当日の運営に携わってくださった方に大感謝です。

 では、試合の感想に移ります。

観た試合①百足 vs VIJETAリアライズ

 関東カバディリーグは開幕初戦から全日本王者が戦うという最高の幕開け!
 百足は阿部克海選手の出場こそなかったものの、泉選手、志村選手、浦山選手が安定の攻撃を見せます。また守備のまとまりの良さ、堅さも安定。ローナ手前で見せる少人数守備での粘りにも王者としての強さが見られました。対するVIJETAリアライズは苦しい展開こそ続いたものの、後半で百足の守備を突破しての4得点は圧巻。刺さるレイドで食らいついていきます。開幕から見応えのある試合を見ることができました。
 

観た試合②大正カバディ連合 vs WASEDA MONSTERTS

 大正大学の現役選手にOBも加えた大正カバディ連合と、学生によるインカレサークルであるWASEDA MONSTERSの試合。選手のフレキシブルさはカバディの大きな特徴ですが、全日本大会などではおそらく見ることのできないチームの試合が見られるのも関東カバディリーグの魅力です。
 じわじわと大正カバディ連合がWASEDA MONSTERSを引き離すのに対し、積極的に取り返していくWASEDA MONSTERS。長いリーチを生かした片川選手のレイドは今回クリーンタッチも多く安定、今福選手のレイドも印象的でした。
 後半はWASEDA MONSTERSが大正カバディ連合を少人数まで追い込むものの、やはりレジェンドクラスの選手を擁して参戦した大正カバディ連合の守備は人数が少なくとも堅牢。WASEDA MONSTERSにとってはローナを取り切れない展開となりましたが、最後の1秒まで熱気に満ちたプレイは画面越しでの観戦でも気迫が伝わってきました。
 

観た試合③AKS vs 赤スパッツ軍団

 強化指定の経験者や現役選手を擁する両チームが対戦する、今大会の注目カード。序盤ではAKSが赤スパッツ軍団を引き離すかに見えましたが、赤スパッツ軍団が追い上げを見せます。河手選手はスピードを、倉嶋選手はパワーを生かしたプレーで攻守共に活躍し、点差を縮めていきます。前半終了時点では4点差と拮抗した試合でしたが、流れが変わったのが後半。ニシャンタ選手のアンクルキャッチが綺麗に決まります。AKSが大きく赤スパッツ軍団を突き放すように点差を広げ、気づいたときには10点差がついていて驚きました。AKSは鈴木選手の確実性の高いレイドも印象的でした。

観た試合④JimO'pis vs 北関東ユニオンズ

 Lapis Lazuliと自由の森学園OBで構成されたJimO'bの連合チーム対栃木ガーナレンズと茨城シーイーグルスの連合チームの一戦。両チーム共に連合チームということで、こちらも全日本大会などではおそらく目にすることのない試合です。
 積極的な守備で序盤から点を獲りに行く北関東ユニオンズですが、今井選手、荒竹選手のレイドや強固な守備によりじわじわと引き離されていきます。人数が削られていく中でも耐え、佐藤選手の攻撃での得点でコート内の人数を1人戻して前半終了、後半へ突入しました。 しかし後半開始すぐにローナを取られた北関東ユニオンズ。JimO'pisは点差がついてもなお積極的な攻撃と崩れ知らずの群れの守備により点差を広げていきます。
 後半の終盤は、湯座選手の力強いレイドなど、点を取りなおかつ魅せるプレーで盛り上がりました。
  

観た試合⑤Babylon Breakers vs 東京レイズ

 本日の最終試合です。Buddhaを倒した経験を持つBabylon Breakersと歴史ある東京レイズの対戦。前半開始4分でBabylon Brekersがいきなりローナを取るというBabylon Breakersが安定した強さを見せます。特に突出してレイドに出ていた阿部選手が大活躍でした!守備の集まりの速さや確実性など守備も盤石。一方の東京レイズは流れを掴むプレーを見せる機会も多いものの点差を広げられる展開に。
 後半では相手の主力レイダーを守備で捕らえるなど、試合の流れを自チームに引き込むプレーで追いかけます。しかし後半も安定して点の取れ攻撃に加え守備の面でもダイブでたたみかけることで後半も点数を積み上げていくなど、最後まで積極的な強さを見せました。また少人数に追い込まれたときに人数を着実に取り返す山地選手のレイドもカッコよかったですね!

 今後続く第2節と第3節は総当たり戦、そして第4節と第5節は順位が決まるトーナメント戦。コンスタントに試合があるので楽しみが続くのがうれしいです。
 あと第何節というワード、スポーツの記事を書いているからには一度使ってみたかった言葉なので、今これを書いていてすごく楽しいです。

 結果を見れば5試合とも点差こそ大きかったのですが、どの試合も展開やひとつひとつのプレーはすごく面白かったので、今後の関東リーグも楽しみです。

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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