最高の最終回(ブレーザー25話感想)

 こんにちは、雪乃です。いよいよ、「ウルトラマンブレーザー」が完結しました。寂しい~~~~ロス!!!というわけで、最終話の感想です。前回の感想はこちらから。↓

 最高の最終回でした。最後の最後まで、「コミュニケーション」をテーマとすることを津貫いた「ウルトラマンブレーザー」。泣きました。

 3年前の爆発事故で、お互いに手を伸ばし合い、手をつなぐことから始まったゲント隊長とブレーザーくん。それまで地球の言葉を発することなく、ブレーザーストーンを高温にしたりロッカーの扉をぶち破ってゲント隊長のもとに駆けつけたり、そういった方法を取ってきたブレーザーくんが初めて発した言葉。それが「俺も行く」でした。今この感想を書きながら2周目を見ているんですが号泣してます。副隊長に指揮権を委譲するときのゲント隊長表情が良すぎる……。「今度はもう、離すなよ」というゲント隊長の台詞が泣けて泣けて仕方が無い。

 アースガロンが担う役割もコミュニケーションだったのも印象的でした。V99=異星人の技術をベースに作られたアースガロンもまた、V99に信号を送って対話することができました。そしてその信号を、アースガロンが言葉にして人間に伝える。アースガロンに対話ができるAIが搭載されている設定がこのシーンに繋がっていくの、めちゃめちゃ感動した……。

 かつて異星人の宇宙船を撃墜したドバシの判断も絶対的な悪とされず、「当時やるべきことをやっただけ」とされたのも良かったです。

 ゲント隊長の結婚指輪と子どもからのプレゼントであるブレスレットが光を放ってブレーザーくんが光線技を放つのも、ゲント隊長が「家族のいる変身者」であることが反映されていて、すごく綺麗なつながり方でした。最後もちゃんと家族の元に帰ってくるゲント隊長で締めてくれたし。

 宇宙を旅する異星人や彼らとの対話など、ジェイムズ・P・ホーガンの「造物主の掟」や「星を継ぐもの」シリーズを思わせる要素が含まれているところも個人的にはめっちゃ好きです。

 さて、来月はいよいよ映画が公開されます。楽しみ~~!!!

 ドラマ本編の感想に関しては、後ほど全体の感想を書いて一旦完結としたいと思います。なんとか全話分の感想を書けて良かったです。
 
 改めて、ありがとう「ウルトラマンブレーザー」。初めて1話から見たウルトラマンがブレーザーで良かった。半年間、本当に楽しかったです。これからはちゃんとウルトラマンも追います。

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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