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関東カバディリーグ第4節を観ました

 こんにちは、雪乃です。今日は関東カバディリーグ第4節の開催日。今日から総当たり戦ではなく順位決定のためのトーナメント戦となり、実力的にも拮抗するチーム同士が当たる注目の1日でした。

 というわけで観た試合のざっくりした感想を。

観た試合①東京レイズ vs VIJETAリアライズ

 今節の幕開きは両チーム共に攻撃での点を取り合いから始まります。先に守備を決めたのは東京レイズ。東京レイズの流れかと思いきや攻撃でVIJETAリアライズが得点を順調に重ね点差を広げていきます。VIJETAリアライズは前半後半共に石井選手の攻撃が止まらない!この試合ではVIJETAリアライズの石井選手や高瀬選手、東京レイズの酒井選手などリーチの長い選手の攻撃が印象に残り、また「時間を使いつつ点も取る」というベテランの試合作りの技術が光る試合でもありました。攻撃で大量得点を決め守備でも少人数で粘るなど追い上げを見せた東京レイズでしたがVIJETAリアライズが勝利。開幕から熱い試合となりました。

観た試合②大正カバディ連合 vs ジャガーノート

 宮本選手が攻撃で先制したのを皮切りに、無失点のままローナを取るなど序盤から勢いに乗るジャガーノート。攻撃だけではなく確実な守備も駆使し点差を広げていきます。一方大正カバディ連合は宇内選手や下川選手が点を取っていきますが、しかしジャガーノートが止まらない。チームコンセプト通りの強大な力を発揮していきます。
 ジャガーノートは後半で攻撃で6点(タッチ4点+ローナ2点)というスーパーレイドを見せるなど点差を広げていきます。大正カバディ連合も追い上げますが序盤に活躍を見せたジャガーノートの宮本選手が終盤でも攻守ともに魅せてくる、楽しい。大正カバディ連合も後半のラストレイドで複数得点するなど、最後まで目が離せない一戦でした。

見た試合③赤スパッツ軍団 vs 北関東ユニオンズ

 序盤は拮抗した点数で進んでいましたが、赤スパッツ軍団の長谷部選手が攻撃で3点を取ったあたりから流れが赤スパッツ軍団を掴み点差を広げていきます。守備に捕らえられながらも回転を駆使して帰陣するなど印象に残るシーンも。守備ではフォローの速さも含めて隙がなく、攻撃は誰が出ても強かったです。北関東ユニオンズはメインレイダーを中心にスピーディーな攻撃で赤スパッツ軍団を追いかけていきます。
 国際試合経験もある選手を擁する赤スパッツ軍団はやはり強く、後半においてもリードを維持し続け勝利を収めました。

観た試合④JimO'pis vs Babylon Breakers

 JimO'pisの真仁田選手や今井選手はパワフルに、そして細身ながらも姫野選手はテクニカルな攻撃で確実に点を重ねていきます。そして荒竹選手や金村選手の守備が強い!Babylon Breakersを相手に無失点のまま前半の序盤から12点差にまで持ち込む無類の強さを見せます。Babylon Breakersは阿部選手不在の中根來選手やキャプテン千葉選手の攻撃を中心に点を取っていきます。が、JimO'pisは攻守共に硬く、特に主力選手を落とせない、崩せない展開が続きました。
 最後まで点差を維持し続けたJimO'pisはメインレイダーがとにかくコートアウトしない、ゆえに常に強い選手が前線に出られる。あまりの強さに見ていて怖いまでありました。

観た試合⑤ABHIJIT KABADDI SANGA vs 百足

 両チーム共にバングラデシュでの国際試合に出場した選手を擁していることもあり、非常にハイレベルな試合となった第4節最終戦です。
 序盤からAKSの鈴木選手の攻撃が止まらない。前半から凄まじい数のレイドをこなしAKSがリードしますが、その鈴木選手を止めた百足の守備はまさしくジモディの伝統を受け継ぐ百足らしいプレーでした。そして守備だけではなくレイダー陣も着実にボーナスを取っていきます。
 この試合は最後までどちらが勝つか分からない展開で見ていて面白かったです。AKSはローナ手前で少人数守備を維持する強豪らしい強さを見せますが、百足の泉選手が2人守備を落としローナを取った瞬間は盛り上がりました。両チーム共に攻守両面で魅力的な場面が数多く実況も盛り上がり、最後まで楽しかったです。

 さて、次の第5節は最終的な順位が決まる関東カバディリーグの最終戦です。東日本大会など公式戦共に楽しみにしています。

 改めて、選手やスタッフの皆様、暑い中お疲れ様でした。楽しかったです。

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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