マイナー競技認知度爆上祭に行ってきました

 こんにちは、雪乃です。今日は「マイナー競技認知度爆上祭」というイベントで行われたカバディのエキシビジョンマッチを観てきました。諸事情により学生大会に行けていないので今年はこれが初めての生のカバディ観戦です。

 カバディを屋外で観るのは昨年の池袋満月祭以来二度目なのですが、あちらのイベントがステージ上で行われたのに対し、今回のコートは芝生の上。揺れない、足音のしないカバディというものはすごく新鮮でした。

 エキシビジョンマッチは東京レイズ対栃木ガーナレンズの試合。試合序盤は東京レイズがリードしつつガーナレンズが追い上げて試合の流れを掴み、ガーナレンズがリードした状態で前半終了。しかし後半に入ってからは東京レイズが追い上げを見せてリードし点差を広げたところをガーナレンズが追いかけ、最後は2点差で東京レイズの勝利となりました。
 日本代表経験を持つ選手を擁する東京レイズは攻守ともに確実性の高い盤石のプレーで魅了、栃木ガーナレンズは躍動感のあるレイドと粘り強い群れの守備で魅せてくれました。両チームとも見応えのあるプレーで素晴らしかったです。
(あとガーナレンズの山本選手の追撃が印象的でした。敵陣にすべりこむ感じというか……こういう追撃あるんだ!みたいな感じで新鮮でした。)
 ローナやスーパータックル、ダイナミックな帰陣から迫力の守備、最後まで予測のつかない試合展開と、カバディの魅力が全部詰まっている試合でした。

 公式戦など体育館の中で観る試合は会場それ自体が完結した一つの世界であるのに対し、こういったイベントで観る屋外の試合はとても開けたもの。すぐ後ろの芝生で別の競技をやっていて、芝生を踏んでいる感触があって、風の音が聞こえる中で、カバディを知っている人もそうでない人も、同じ瞬間を見て一緒に盛り上がる。まだあまり知られていない競技が、一部の世界で起こることではなく世界の一部になっている──そんな光景を見ることのできるイベントでした。

 カバディのエキシビジョンマッチが終わった後はサムライ・ロック・オーケストラのパフォーマンスを観てました。ずっとミュージカルを観てきたので、やっぱりアクションもアクロバットも大好きです。バトントワーリングやカラーガードなど道具を使った競技/パフォーマンスは普段あまり観ないのですが、道具が入ることによって人間の身体の表現が拡張されているようで面白くて!!新体操やアクロバットは対照的に人間の身体そのものをじっくりと観られるジャンル。大好きな「1789」の「パレ・ロワイヤル」のシーンを思い出してテンションが上がりました。

 今回は午後から行ったこともありカバディ以外の競技はあまり見られなかったので、次回同じイベントがあったら他の競技も見てみたいです。

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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