キングオージャーショー第4弾を観ました(2回目)

 こんにちは、雪乃です。今日はキングオージャーショー第4弾を観てきました!

 今日は元々いく予定はなかったのですが、ちょっと本編があまりにも良すぎてしまって……。キングオージャーはメイクした後に観たらダメですね。涙で出かける前にメイクが崩れるので。
 ということで当日の朝にチケットを取り急遽水道橋へ。2回目も楽しかったです。というわけで感想文。前回の感想はこちらから。↓

 今日は劇場内のBGMがキャラソンになっていたのが嬉しいです。

 今日はチケットを当日に取ったので前回よりも後方の席で観ていたのですが、やはり照明をじっくり見ることができるので後ろの席もこれはこれで楽しいです。
 コーカサスカブト城がチキューから地球に向けて飛び立つシーンの照明は面白かったですね~。客席後方からもたらされる照明と舞台上にスクリーンに映し出された映像の動きが連動することで平面的なはずの映像に奥行きが生まれていました。劇場という「箱」そのものを利用した舞台ならではの演出、めっちゃ良かったです。
 照明でいえば、王様たちが子どもたちの声を受けて再び立ち上がるシーンの照明は、ヒーローの内なる輝きを表現した圧巻の演出。前回は初見ということもあり照明をチェックできていなかったので、やっぱり今日後方から観て良かった~。
 

 とりあえず素顔の戦士公演ですし、キャスト別から。

 ギラくん!全身を目一杯使って躍動する姿は、何度見ても劇場を、世界を明るく照らしてくれます。そして何より、冒頭でギラくんが1人で舞台に立っている姿を拝見して泣きそうになりました。ギラくんが舞台の0番に立っている姿を見ると、なぜだか安心するんです。ギラくんが中心に立っていてくれる、それだけで絶対に大丈夫だと思える。太陽みたいな王様だな、と思います。今回も終始カッコよかったし可愛かったのですが、何よりも最後にハケるときのお辞儀の綺麗さが印象的でした。

 ジェラミー!!!!!ジェラミーは他の王様たちより少し後に舞台に登場するのですが、登場した時の歓声と拍手が今回も凄かったです。
 ジェラミーからしてみれば、他の王様たちも、劇場にいる観客も全員が遥かに年下です。どんな表情も所作も、「2000歳の年長者」である説得力にあふれていました。本編後のトークパートに至るまで終始楽しそうで、本当に皆のことを愛してくれているんだな……と実感させてくれるジェラミー王がめちゃめちゃ素敵でした。

 ヤンマ総長。絶対的にどこまでもついていきたくなるカッコよさと、ギャグシーンのギャップが最高に面白かったです。
 本編後のトークパートでは罰ゲームとしてゲロウジームちゃんのモノマネ(※裏声)を披露した総長。総長、というかもう渡辺碧斗さん、出来ないシーン、演じられないシーンがないんじゃないかというほど大活躍されていました。

 ヒメノ様!!今日も存在そのものが宇宙一お美しい!!!どんな振る舞いをしても一本筋の通った上品さのあるヒメノ様が本当に素敵すぎました。「そこに愛はあるんか⁈」が今日も最高に決まっておられました。良すぎ。
 常に凛々しく気高く、そして民の手を取って導くことも忘れないヒメノ様。「わたし」を誰よりも尊ぶことを知っているヒメノ様だからこそ、「あなた」を誰よりも尊重してくれる。ナチュラルに軽やかに愛と優しさを振りまくお姿を今日もこの目で拝見できて幸せです。
 私は大学時代に卒論で「遊仙窟」という唐の小説を扱っていたんですけど、ヒメノ様を見ていると「遊仙窟」中の「眉のところは月が出て、夜を争うかのようだ」「頬には花が開いて、春をかちとったらしい」みたいな表現って何一つ誇張じゃないんだな~と思います。

 リタ様。声帯どうなってるんですか⁈⁈
 劇場内のBGMがキャラソンだったのでリタ様バージョンの「もっふんのうた」も開演直前に聞いたんですが、あの「もっふんのうた」と本編の低音ボイスが同じ声帯から出ているのが信じられない。歌えるし踊れるし声の幅は広すぎだし、平川結月さんも逆に何のシーンなら演じられないんですか???
 何度見てもやっぱりアイドルリタ様がニコニコでファンサしてくれて楽しかったです。ずっと客席に向かって手振ってくれてた……。素に戻った時やトークパートでの締めの挨拶に至るまで、とにかくずっと安定感がすごかったです。

 カグラギ殿。前回の感想で「あともう1回チャラいカグラギ殿を見たら狂う」みたいなことを書いたと思うんですが、本日きっちり狂いました。あの声であの台詞を言われたら、なんかもう、本当にどうすればいいんですか???本編のカグラギ殿に重厚感があるからこそ、今回の軽いカグラギ殿のギャップが刺さる刺さる。ヤンマ総長とのイチャイチャ(?)パートは2人して自由すぎるし2人して楽しそうでした。キャラ変したカグラギ殿はスパイスに、普段のカグラギ殿は物語や演技のの大黒柱に。どちらのカグラギ殿もすごく魅力的でした。

 キングオージャーショーの好きなところは、観客が民として「キングオージャー」を物語る行為に主体的に参加できること。王に守られる民にも、王を守る民にもなれること。民として、王と物語を共有できること。それは本編48話のジェラミーのナレーションにもあったように、人類が星を繋いで星座を作り物語を共有したような、そんな営みをなぞっているような気がします。

 そんなキングオージャー、ファイナルライブツアーを観られることになりました!!!!!嬉しい!!!!!チケットも取ったしホテルも予約したし、あとは新幹線を予約すれば完璧!!!遠征は大学生時代に宝塚大劇場に行って以来なので超~~~~楽しみです。

 2月はあともう1回分素顔の戦士公演のチケットを取っているので楽しみです。ポップアップストアも楽しみ。

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。

 

この記事が参加している募集

舞台感想