オリキャラ沼の住人による着せ替えアプリレビュー

 こんにちは、雪乃です。

 私は小説のキャラクターを考えるときに、着せ替え系のアバター作成アプリを使っているのですが、気づいたら8個くらいアプリ入れてたので、使用感とかを書いておこうと思います。
 着せ替えアプリを選ぶ基準は、基本的に「着せ替え以外の機能がついていない」ことです。なので、ミラクルニキやアリスクローゼットには手を出していません。
 それでは参ります。

カスタムキャスト

 まずは言わずと知れたカスタムキャストから。簡単に3Dでキャラクター作成ができるアプリです。
 キャラメイクの自由度は高く、特に女性キャラクターはカワイイ系からキレイ系まで幅広く作れます。キャラクターにポーズをつけられたり、背景を変えたりできるので、創作的にも役立つアプリ。目の色や髪の色は細かく設定できるので、眼と髪のバランスを見たりとドールカスタムのシミュレーションにも使えると思います。
 あと、キャラクターの胸がちゃんと上下しているので、うちの子が息してる!!!みたいな感覚になりました。
 難点は、着せ替えの自由度がやや低めなこと。このトップスにこのスカートを、みたいなコーディネートはあんまりできないです。コスチュームセットはセットで使わないとちょっと不自然になるかも。
 現在は男性キャラクターも作れますが、デフォルトの状態だと服が3種類(ブレザー、スーツ、パーカー)しかないので衣装の面でキャラメイクの幅が出しづらいです。最近は衣装だけや髪型だけのパーツごとの課金ができるようになったので、服だけ買おうかな~と思ってます。
 扇子やマイク、日本刀などの小物系は充実しているので、「キャラクターらしさ」は衣装にこだわらなければかなり出せそうです。

パステルガール

 全体的にゆめかわいいキャラクターが作れるアプリ。衣装の色味はパステルカラーで統一感があるので、どのパーツを組み合わせてもまとまりのあるキャラクターになります。女の子寄りの服が多いですが、男の子も作ろうと思えば作れました。
 ツイッターとかでもアイコンにパステルガールを使っている人をたまに見かけるますね。
 ポーズは上着のパーツごとに固定。パステルガールの系列にあるアプリに共通しているのですが、アニメーション入りのパーツもあって楽しいです。髪型はかなりバリエーションがあるので、オリキャラのゆめかわバージョンをつくったりしています。

リリーストーリー

 パステルガールと同じ会社が作っているアプリです。キャラクターを2体並べられるのが大きな特徴です。パステルガールはゆめかわで統一されていますが、リリーストーリーは普段着というか、カジュアルなパーツが多いです。学校の制服もあるので、現代もののキャラを作るならリリーストーリーかな。男性キャラクターも作りやすいです。
 2人まとめて作れるので、コンビを組んでいるキャラや主人公とヒロインのペアを一緒の見た目的なバランスを見たいときにはかなり重宝します。
 吹き出しの中に文字を入力できるのですが、あんまり使ってないかなあ。キャラクタースロットにはキャラ名も書き込めます。あまり長くなければ設定も書けるんじゃなかろうか。ちなみに私は「いつか使うキャラ」とか「どっかで出す子」みたいなことばっか書いてます。

パステルフレンズ

 パステルガール、リリーストーリーの姉妹アプリ。使い方はほぼ同じですが、アバターのサイズが少し小さめ。その分、キャラクターを複数自由に配置できる機能が付きました。
 髪の毛にメッシュを入れられるのが一番ありがたいです。パステルガール、リリーストーリーでは目の形に対して固定だった目の色も、自由に選べるようになりました。ありがてえ。服のパーツはリリーストーリーと比べるとちょっと少ないかな?という感じがしますが、それ以上に髪と目の自由度が高まったので、キャラメイクには非常に便利です。ショートカットのバリエーションが広がった気がします。
 2次元でしか見ないような髪色の子を作るならパステルフレンズかな。あと、中性的なキャラが作りやすいです。
 パステルガール、リリーストーリーではインナーと上着が別々に選べたのですが、パステルフレンズは上着一択になりました。その分、布団に寝ているポーズなどの全身パーツがあります。

リリーダイアリー

 昨日存在に気が付いて、速攻で入れました。名前からも分かるように、リリーストーリーとかと同じ会社のアプリです。
 使ってみた感想ですが、リリーストーリーとパステルフレンズを足して2で割ってアバターを縦に引き伸ばした感じです。パステルフレンズはデフォルメ感が強いアバターでしたが、リリーダイアリーは6頭身くらいのキャラが作れます。パーツはリリーストーリーでも見たものがちらほら。リリースされて日が浅いので、まだパーツは課金アイテムも含めて少ないです。これからに期待。
 髪色のバリエーションは結構ありますが、メッシュは入れられないみたいですね。
 あと、パーツを選ぶ画面が横スクロールなのにちょっと驚き。パステルフレンズとかは全部殺陣スクロールとかだったのですが、単純にアバターがデカくなったからなのかな。
 割とリアル寄りのバランスになったのですが、顔はリリーストーリーっぽいかな。大人キャラを作るのに向いてそうな感じです。

Erte Elegance

  よく知らんまま使ってるアプリ。エキゾチックな女性キャラクターが作れます。作れるのは女性キャラクターのみでパーツも服や髪型共にあまり多くはないのですが、その分どのパーツを使ってもオシャレな感じになります。
 基本的に作れるのはドレスのみ。ドレスと言ってもオリエンタルな感じのパーツが多いです。色を細かく指定出来たり、模様を足すことが出来たりするので、同じパーツを使っても違う印象になります。
 顔→髪型→ベースのドレス→靴→トップス→つけ袖→スカートの上に重ねるパーツ→さらにその上に重ねるパーツ→ベルト→アクセサリー→その他小物手に持つアイテム→デコレーション→背景の順番でしかカスタムできず、直したいところがあったらその画面までいちいち戻らないといけないので、そこがちょっと使いづらいかなあ。
 ファンタジー世界の住人を作るのには向いています。

My Little Star

 ドット絵で2頭身のキャラクターが作れるアプリ。アイテムによっては広告視聴でゲットできます。
 髪型も服も、パーツがとにかく可愛いです。セーラー服にメイド服、さらに着ぐるみまであります。?ケモ耳やしっぽ、王冠ののパーツもあるので、マイリトルスター、何気に最強では?
 こちらもキャラクターを複数並べられます。キャラクターの保存枠は広告を見て増やしていくスタイル。
 私は既存のオリキャラをドット絵にしたいときに使ってます。あと、私の体感ですが、アイドルっぽい子は作りやすいかも。

Gacha Life

 ちょっと前に個別で記事を書いたGacha Life。日本語対応していませんが、キャラメイクだけならそんなに困らないです。デフォルメキャラが作れます。あと、タイトルこそ「Gacha Life」ですが、別にガチャは引かなくても特に支障はないです。
 キャラメイクの自由度はかなり高く、武器パーツもあるのでファンタジー世界に住む子も作れる。すごい。あと、背景の数がすごいので、シチュエーションもこだわろうとおもえばかなりこだわれます。
 海外のゲームなので、日本語は私が試した限りでは入力できないみたいです。なので、普通にローマ字でキャラ名を入れてます。スタジオモードは台詞も入れられるのですが、日本語は例によって入らないみたいなので使ってません。
 キャラクターのプロフィールは性格、職業、誕生日、好きな食べ物に年齢、好きな色、趣味に到るまで入力できるのすごい。本当にオリキャラ作るためのアプリなんだな~って思います。性格はいろいろある中から選べるのですが、ツンデレは「Tsundere」、クーデレは「Kuudere」として出てきます。ツンデレは分かるんですが、まさかクーデレまで出てくるとは思ってませんでした。
 水や風、光に闇などの属性、レアリティまで設定できます。細かい。
 オリキャラを海外進出させたい方におすすめです。

CHARAT

 アプリではなくブラウザからやるタイプのアバター作成サイト。一番お世話になっているので入れました。ミニキャラから普通の頭身まで幅広く作れます。服も袖だけ別に選べたり、左右で靴下を変えたりと、とにかく細かくカスタムできます。マジで一番お世話になってる。私は小説のキャラクターを考えるときはだいたいCHARATを使っています。
 顔だけのアイコンも作れるので便利。ちなみに私はツイッターをやっていた頃、ここのサイトで作ったアイコンを使用していました。

おわりに

 どのアプリにも長所と短所があるのですが、使ってて一番バランスがいいなあと感じるのはリリーストーリーですね。メッシュを入れたキャラが作りたいときはパステルフレンズ、かわいくまとめた世界観にしたいときはパステルガールと使い分けています。
 カスタムキャストはバーチャル球体関節人形だと思っています。ポージングも出来て、なおかつ背景も変えられるので、ドール撮影が手軽にできて便利。
 また何か良さげなのがあったら書こうと思います。実はちょっとスタイリットがやりたかったりする。

 本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。