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猫背な紫式部

大河ドラマ「光る君へ」の主人公、紫式部ゆかりの地が多くある滋賀県大津市。

仕事で大津市にいったところ、地元民に

「大津市歴史博物館で十二単が無料で着られるよ」

とものすごい情報を得られた。
皇室の方々が着る、あの十二単が無料?!こんなチャンスめったにない!とえっちらおっちら山を登り大津市歴史博物館に到着。

入り口入ってすぐに見えてきたのが、あの源氏物語の構想を練ったと伝わる石山寺の「源氏の間」を再現したフォトスポット。その横には、十二単らしい着物が展示されていた。

1月10日から始まったばかりだからか、平日だからか、誰も知らないのか、誰も着ていない。

「あのう、十二単を無料で着られると聞いたんですが」

「はい、どうぞこちらへ」

ほ、ほんとに無料なんだ!!!

と感動していたらば、何枚か重ねられている着物を一度でひょいと着せられた。
あれ?一枚一枚丁寧に着ていくんじゃ?

確かに若干の重さは感じるものの、よく聞いていた「ものすごい重さ」は感じられない。

そして、源氏の間のレプリカで一枚


あああ、なんという残念加減。
髪が短いから風情が出てないとか、そういうレベルじゃなく、いつもの悪い癖が全面に出ている一枚。

そう、猫背なのだ。

宮中にあがる女中たちがこんな猫背なわけがない!

猫背ってわかっているのに、写真をとるときにシャキッとできない。いや、しているつもりなのだが、写真を撮られると、猫背が全くなおっていない。これじゃ、十二単きてコスプレしたよ!と自慢もできないので、スタッフさんにお願いして座ってもらった。


そうか、顔を見せたくないなら後ろ姿ではなく普通に隠せばよかったのか。
それにしても同じ十二単を着ているとは思えないお美しさ。

ということで、この写真を自分にします!(←スタッフのお姉さん了承済み)

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