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日焼け嫌いな日本人

最近、日本でも外国人が大好物のオープンテラスがそこかしこに見られるようになった。

太陽のもと、開放的な雰囲気でランチをするのはおしゃれだが、日焼け嫌いの日本人が利用できるのはくもりか春や秋の涼しいときだけ。

しかし、昨今の温暖化により、日本は春や秋が短くなり、寒いか暑いかの2択。そして、現在4月中旬。

日差しの照り返しが真夏のよう。ちょっと歩いただけで脇汗をかき、グレーのブラウスを汚す。4月からグレーを着れなくなるとは、恐るべし温暖化。

ということで、外が気持ちいいよね~なんていう時期はほんのわずかで日影を探す日々。こんなに広いオープンテラスがあるのに、誰も利用せず、日焼け嫌いな日本人はみんな屋内に入り、日陰で気持ちよくランチをいただいている。

かくいうわたしも日焼け嫌いというか日焼けすると高熱が出るので、日陰を探して歩く。外で食べたいのはやまやまだが、日陰じゃなければノーサンキュー。

ビーチでも外国人たちは日焼けをものともせずに逆に太陽の恩恵をうけるかのように肌をさらけだし日差しを浴びる。

ガラガラに空いているものの、日差し直撃のオープンテラスのお店を通過し、虎ノ門ヒルズの高いランチもしくは狭苦しい横丁も食べる気にならず、とうとう日比谷公園まで歩いてコンビニ弁当を食べる東京出張。

東京のど真ん中にある日比谷公園、家の近くにこんなおしゃれで大きな木々があふれる公園があったら毎日くるのにな~と思いながら靴をぬいで足をぶらぶら。

日本人ってなんでこんなに日焼けが嫌いなんだろう。
外国にいって、真夏の暑いときでも帽子かぶって、UVカットパーカーきて肌を決して出さないわたしに

「暑そうなんだけど、脱げば?」

と何回もいわれた。日焼けをして熱を出したくないというのもあるが、長袖をきているとダイレクトに日に当たらないから幾分涼しいというのもある。

それでもなんだかんだこんな写真とったりしているからオープンテラスの憧れはあるのだ。いつかオープンテラスで、半袖短パンにサングラスして昼間からシャンパン飲んだりしてみたいものだ。と言いつつきっと熱い、日差しがきつい、といって冷房のきいた店内で食べているのが想像できる。

今年も暑いのかな~とオープンテラスを見ながら暑さに弱い東北っこは今日も歩きまくる。



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