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だから浅田次郎さんが好きなのだ
JAL機搭乗の楽しみはJALグループ機内誌「スカイワード」。
ANAの翼の王国は電子版が主流になり、座席ポケットには常設しておらず、冊子で読みたい人はオーダーしなければいけない。しかも、B5サイズに小さくなってしまった。
JALは相変わらずのA4サイズで座席ポケットに入れてあるため、着席した瞬間から読み始める。
一番最初に読むのが浅田次郎さんのエッセー「つばさよつばさ」。
毎回、浅田節さく裂でおもしろいのなんの。
今回はどんな浅田節がくるやらと開くと
「続・コーヒー幻想」
え?続ってことは、前号(先月号)からの続きということ?!そりゃないよ~浅田さ~ん。先月、JALに乗ってないから読んでないし・・・とぶつぶつ言いながら(いや、思いながら)ページを開いて、やっぱり浅田さんだと笑う。
毎度のことであるが、連載エッセイに「続」は不親切だと思う。まして月刊の機内誌である。毎月同じ航空会社を利用しなければ続きを読めないなんてひどすぎる。
自分で書いてるし。しかも、そう書いておいて、まあ、原稿を書いた後であれこれ思いつくのはしばしばあることだから仕方ないよねと、悪びれることなく続きに入ってしまう潔さ。
いけオジすぎる。
続とはいうものの、前号の記事を読まなくてもたっぷり楽しめたのはさすがプロゆえん。
ちなみにコーヒーは漢字で珈琲と書く。
街中でよく見かけるから知っている人も多いはずだが、珈琲以外であまり使われることがない単語。浅田さんいわく「珈琲は当て字の傑作」と。
と書いてしまうと、今月号出たばかりなので、続きはJAL機で。
って、JAL機に乗らないと読めないなんてひどすぎる終わり方(笑)
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