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人生いろいろエッセイ

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#40オーバーの実態

普段しないことをあえてしてみたら心が豊かになった

3月下旬から徐々に在宅勤務に移行し、年度末の処理が終わった4月1日からは完全な在宅勤務になった。 在宅勤務が始まって数日は、お寝坊もできるようになり、化粧もしなくていいし、着ていく洋服で悩まなくていいし、楽だ~と思っていたものの、ずっと同じ空間にいることの息苦しさが出てきた。 しかも、在宅勤務になると人とのふれあいは、メールやオンラインミーティングのみとなり、顔をあわせて打ち合わせができないため、決まるものも決まらない。だんだん、舌打ちをする回数も増え、眉間のしわも増えてき

若気のいたりは老後の笑いの糧となる

テレビをつければ、コロナの感染者数や自粛制限のお願い 証券口座を見れば真っ赤になった数字の羅列 人の目がない在宅勤務はだらだらしちゃって進まない 楽しみにしていた海外取材も軒並みキャンセル 引きこもってB級グルメばかり食べていたら、体重はうなぎのぼり・・・ と何一つ笑える内容がない今日この頃。 そして政府の自粛要請をきちんと守り、一歩も外出しない私。引きこもりは得意なはずだけれど、さすがに誰かとしゃべりたくなってきたな~と思っていたら学生時代のグループラインがブンブンなり

恋はつづくよどこまでも!愛は限界を超えるのだ

恋愛もんのドラマをみては主人公を自分に置き換え、妄想しまくってはニタニタしていた中高校時代。おかげで、自分の容姿はさておき、すっかりイケメン好きになり、なかなか現実で恋愛できない日々が続いた20代。 東京ラブストーリーというドラマで、主人公のカンチとリカが、付き合いたてだからこそのよくある、まだ帰りたくない現象真っただ中。そこで、思いついたのが、いっせいの~せで、後ろを向いて帰ろう!という、もう恋愛初期じゃないと思いつかない手法。 リカは後ろを向かずに、カンチを見つめていて

ポケベルが鳴らなくても留守電に残せた生声

ポケベルが鳴らなくてやたらめったら昭和な曲がガンガン流れる居酒屋で飲んでいたら ♪ポケベルが鳴らなくて~ 恋が待ちぼうけしてる~ ねえ、あなたは今どこで何をしてるの?♪ おおおお~これは、30年くらい前に流行った歌ではないか! にこりともせずに、体をなまめかしく撫でまわし、貞子が井戸から出てきたような顔で歌っていた国武万理(←思い出せなくて調べた) かなりヒットしてたけれど、この歌聞くとなぜか生きる気力がそがれ、やる気を失っていたのを覚えている。 ポケベルが~のフレーズ

筋書きのない217.1Kのドラマ、それが箱根駅伝

夏の高校野球と同じくらい、毎年欠かさず観戦する正月の風物詩「箱根駅伝」。 今年も涙と笑いあふれる箱根駅伝が終わった。 箱根駅伝を見終わると、涙でぐちゃぐちゃになった顔で 「あたしも負けてられない!仕事に恋愛に?頑張るぞ!!!」 と、変な力がみなぎってくる。 自分が共感を得たものは人に勧めないと気が済まないあたしは、いつものごとく、しつこいくらい、ここがよかっただのあそこに感動しただの、新年早々しゃべりまくっていると、 「何がいったい面白いの?ただ走ってるだけなのに!しか