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人生いろいろエッセイ

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#軽井沢

軽井沢でアップルパイが食べたくて

軽井沢といえば、万平ホテル、万平ホテルといえばジョンレノン、ジョンレノンといえば、アップルパイとロイヤルミルクティー。 ということで、軽井沢にいったら万平ホテルでアップルパイとロイヤルミルクティーでお茶せねばと思うのはわたしだけではないはず。 が、現在万平ホテルは130周年にむけて絶賛改装中。 なが~い万平通りを一生住むことはないであろう、おしゃれな別荘を見ながら歩いていくと、あの三角屋根のホテル、ではなく、工事の囲いがど~ん。 残念ではあったが、軽井沢らしい風景を見ら

ヴィーナスの誕生とBoys, be ambitious!をかけあわせた「大地に立て」

軽井沢駅と中軽井沢駅を毎日のように自転車で往復していたとある日。 いつも軽井沢警察の前を通過するとキレイに手入れされた花々をみて、こんなに花に囲まれた警察署は見たことないな~、さすが軽井沢は警察署からも街の景観に配慮していると感動していた。 と咲き誇る花々と緑の木々を見て癒されていたとき、緑にまみれてなにやら黒っぽいものがあることに気づいた。 銅像?にしてはなんだか薄汚れた感があるし、小さいし、なにより警察署にあるのに、ボッティチェリの代表作「ビーナスの誕生」のような美

暗黙の軽井沢ルール

軽井沢に別荘を建てるなんてことは一生ないし、そもそも軽井沢はお金が潤沢にある人のみが足を踏み入れる場所と勝手に思いこみ、くる機会がなかっただけなのであるが、今回縁あって別荘族ほどではないが1週間ほど滞在している。 別荘を建てるときに暗黙のルールがあるというのは何かの特番で聞いて知っていたのだが、フリーペーパーを読んでみるとすべて自然環境に配慮したもので脱帽する。 やはりそこまでルールを作ることが大事ということか。 他の土地でよくあるのが景観に配慮した色の彩度や建物の高さ

思えば叶う

一生来ることはないだろうなと思っていた軽井沢。 仕事のご縁でたまたまこれたときになんと、上皇ご夫妻も静養に来られるという偶然。 せっかくだから、二人が出会ったテニスコートでも見に行ってみる。上流階級の方々が、真っ白い上下のウェアをきて、パコンパコンしているんだろうなと思いきや、誰もいない。 40度近い猛暑の中から来たから、最高気温29度の軽井沢は涼しくさえ感じるのだが、避暑にきている人たちにはこたえる暑さだからだろうか。と近くで購入したアイスチャイを飲みながら思っていると