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「迷って見つけた燈」みまさかぞく#005
2005年から2010年まで、美作の歴史に関する絵本を4作品出版しました。たくさんの人と出逢い感謝の日々。同時にさまざまな迷いが付きまとう5年間でもありました。今回は「迷って迷って見つけた燈」のお話。
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1.迷いの正体を暴く
①作家と呼ばれるけど
歴史絵本を出版していると「絵本作家」「郷土史家」「歴女」などと呼ばれ、講演依頼などもあり驚く事がしばしばでした。出来ることはやらせてください、頑張ります!でもごめんなさい、私、日本史詳しくなくて、興味のあるピンポイントにハマってるだけなんです…といつも申し訳なく思っていました。
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②仕事の両立
小学校での毎日の授業とその準備、絵本制作のための調査や取材…。私の頭が誤作動起こすレベル。
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③中途半端な自分
忙しい…でも楽しい…しかし中途半端感満載。こんなことで良いのか?他の作家さんに失礼なのではないか…。
④自己イメージ
とても恥ずかしいのですが、こんなことにも悩まされていました。自己イメージと現実がかけ離れていること。自己イメージはやわらかい4コマ漫画を描く人。現実は「戦国時代の武士がー」「大名行列がー」と熱く語り、調べまくってる自分。
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この迷いは深刻…と思ってたけど、どんなに考えても、眠れなくても朝は来る。そう思えたら行動するのみ!
2.迷いを解消するために
①行動した!
思いついたのは、出版社の農文協さんに直接行ってみることでした。自分の価値観だけで絵本制作はできない!岡山空港からひとっ飛び。東京の赤坂にある事務所と制作会社に行きました。そこで担当者の方と話をしたり、本が制作されるところを見学させてもらって、自分の甘っちょろさを実感!たくさんの学びがありました。
出版社の方に連れて行ってもらって頂いたパスタの味忘れません!
②アウトプット本作った
悩んでも迷っても解決するのは自分。だから、私は自分の迷いを本にすることにしました。その名も「みまさかぞく」。右も左もわからず、美作の歴史絵本を作った私の正直な気持ち。
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3.見えた燈
“行動とアウトプット”、この2つは私にとって大切なことだと気付きました。そして「ウジウジ悩みながらでOK!思いついた事、与えられた事、何でも楽しんでやろうよ!」と思うことができました。とにかくやっていこう!!
そう思えた2010年の冬。次の年、美作から飛び出す出逢いが訪れるのです。
続きはまた次回⭐︎
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