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ロックダウン生活3週間経過、日本のことを想う

アメリカ、ロックダウン生活25日目。気分は今のところ安定しております。


日本では、ようやく「緊急事態宣言」が発令されました(個人的にはもう少し早くてもよかったような気はしています)。



罰則規定のない要請のみなので、国民一人一人の意識が重要になってくると思います。さらに、経済を崩壊させずに自粛をできる限り行える環境をどうやって作るか、という点では、経営者の皆さんの舵取りも鍵を握ると思います。



この難しい状況で適切な意思決定を下さなければならないリーダー、経営者の皆さんのことを考えると、私が置かれている状況なんてクソみたいに本当に恵まれていると感じます(家にとにかく引きこもって、コンディション整えてパフォーマンスアップのためにトレーニングし続けるのみなので)。



また、もしかしたらそういったトップの意思決定がされない状況が続き、仕事のために満員電車に揺られなければならない人がいたり、子どもを預けられずに仕事を失ってしまう人がいたり(稼ぎが減ってしまったり)、日本特有の同調圧力の影響で3蜜を避けられない人がいたりしている人がいたり・・・。



中には本当に何も考えていない、自分のことしか考えないで行動している人もいると思いますが・・・(そういった人の尻拭いをさせられている人もいると思うと、辛い)。



でも、そうした中でもできることを探して、工夫を凝らして、前に進もうと努力されている方も多くいると感じています。こうした空間的制限がかかる中で、リモートワークや、オンライン講義・レッスンなどを含めて、新しいサブスクリプションの形が増えてきているように感じます。



私も、なんとか経済を回すべく、オンライン上でできることをやっていきたいと思っています。経済を回すだけでなく、「人との繋がり」をベースにした企画をセットで。



4月11日(土)  9:00PM より 川澄奈穂美×永里優季 オンライントークイベント
4月12日(日)  8:30AMより 永里優季 オンラインストレッチイベント
(利益の一部は困っている方たちの支援に回します)




全国の学校も、オンライン授業という形が取れればこういった形でも子どもたちが教育を受けられる環境を整えることができると思いますし、これからの未来を生きていく子どもたちのためにも、私たち大人がやれることって、もっともっとあるような気がします。



これを機に、教育や仕事の「形」や「手段」というのは大きく変わるような気がしていますし、もちろん、淘汰されていくものを増えていくと思います。今の日本にとっては(世界にとっても)、良い方向へ変わっていくための大きなチャンス。



それでも、何かしら不安や心配を抱えながら「これで本当にいいのだろうか?」という状態で過ごしている方はたくさんいるんだろうなと、想像はしています。



自分の大切な人、家族を守るためにも、今はとにかく「自分が保菌者である」という前提で行動することが最優先順位。



「菌」は一人歩きできません。「人」という乗り物に乗らないと動けないんです。だからこそ、今私たちにできることは、極力人との接触を避け、移動しないこと、なんです。


それと、ずっと言いたかったことをこの場を借りて言います。世界中で、病院という最前線で働いてくださっているドクターや看護師や病院で働く全ての皆さん。命がけで働いてくださって、本当に本当に本当にありがとうございます。



治療中に感染して命を落としてしまったドクターや看護師の方がいるという海外のニュースを見るたびに、本当に心が痛んでいました・・・。



そういった方達をこれ以上圧迫させないために、医療崩壊をさせないためにも、社会に対して今の私にできることは、自宅に引きこもり、これ以上感染者を増やさないために協力することだと思います。



そしてつい先日、現金給付対策が発表されましたね。ですが、内容に関しては本当に限られた人しか給付を受けることができないものになっています・・・。2000万世帯、約34%の世帯にしか給付されない、とのこと。


全国民に一律に給付して、必要のない人は寄付できる仕組みとかを作って、日本人の他者への思いやりとか愛をもっと信じてみてはいいんじゃないでしょうか?という私の個人的な意見はあります。


この記事を書いた人も文中で言っておられますが、1人の力では変わらないだろうなんて思っちゃダメです。その1人が何十、何百、何千、何万、何億!って集まったら、本当にすごい力になります。

今はSNSやネット世論が大きな影響を与える社会である。テレビや新聞などの既存メディアもSNSやネット世論の動向を取り扱うことが増えている。そのため、政治家にもその声は届きやすくなっている。一人の力では変わらないだろう、と思わずに引き続き、積極的な意見を使いやすいツールを用いて表出してほしい。



自粛と補償はセットであるべきだと私も思っています。でなければ、考えればわかると思いますが、補償がなければ働く人の行動を制限するのは難しく、自粛の効果は現れにくいからです。



そして、1日1000件台だったPCR検査が、2万件に。この検査に関しては賛否両論ありますが、いろんな問題が複雑に絡み合っているように見えます。。。




ただ、今まで以上に政治に対して意識が向く人が増えたのは本当に良い傾向だと思っています。なぜなら政治に対してこれほど多くの批判が生まれることも、そういった声が生まれることも、今まではなかったことだからです(自分含めて)。



そして、この数ヶ月で世界は大きく変わり(動き)始め、歴史上でも大きな転換期を迎えているように感じています。



この今を生き抜くこともそうなんですが、この事態が収束したあとの世界もイメージしながら生きていくこともまた必要なこと。



衣食住の優先順位の外にある私たち「サッカー」「スポーツ」「エンタメ」界の人たちは、本気で自分たちの「価値」について考えて、発信していかなければならない時だと感じています。




これまでどういった価値を社会に与え、これからはどういった価値を与えていくことができるのか。




引きこもりは、思考停止に陥らないように頑張ります。そして、またプレーできる日が As soon as possible で来ることを信じています。そのときが来るまで、今はみんなと一緒に戦います。


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みんなが協力しあって生きていける社会へ。愛と共感力で、豊かな世界を創っていきたい。サッカーが私にもたらしてくれた恩恵を、今度は世界に還元していきたいです。