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自分の内側への旅 〜感受性を高める

先日、二年ぶりに京都に足を運び、神社仏閣めぐりや居合道体験などをさせていただきました。京都は好きで、何度かプライベートで訪れているのですが、今回は王道に行ってみました。


意外と初めて訪れた清水寺。

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天気は雨で清水の舞台は工事中だったので、こちらをどうぞ。


山の中(上?)にある神社・お寺が結構好きで、京都だと貴船神社や鞍馬寺、伏見稲荷大社はお気にり。稲荷大社は数回行っているのですが、いまだに頂上までは行けてないので、次回は意を決して挑みたいと思っています。

(こういう場所にある神社・お寺が好きなのは、単に歩くのが好きなだけかも)


この時期の京都、どこもかしこも外国人観光客と修学旅行生で賑わっており、自分の中学生時代の京都・奈良修学旅行を思い出させてくれました。あの時どこへ行ったっけ・・・と、思い出せたのは二条城、金閣寺、奈良の大仏・・・鹿におせんべいをあげたような・・・


当時の記憶は曖昧ですが、今では京都は毎年訪れたい都市の一つになっています。



中でも私の一番のお気に入りは、妙心寺退蔵院。
ここに立つと、心がシュッとします。

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この閑静な空間が自分自身にいろんな事を語りかけたり、感じさせてくれたり、時間をゆったりと感じられる空間でもあります。現代社会において、こうした時間を感じられる瞬間をごく日常的にとるのが難しくなってきている時代ではありますが、こうした時間の大切さを改めて実感しました。


普段海外在住の私にとって、日本を感じることができる期間は限られていますが、ここは年に一度は必ず訪れたいと思わさせてくれる場所。

妙心寺退蔵院副住職の松山大耕さんとは、2017年に山田卓也先輩を通してご紹介いただき、現在はFacebook上で松山さんの活動や取り組み、思考を追いかけています。海外での公演や留学生の受け入れなど、海外交流もとても盛んで、良い刺激を頂いております。


京都には日本の真髄があり、どんな疑問をも解決してくれるような、そんな魅惑溢れる街ーーーー


お鈴(おりん)による瞑想を、居合道体験場にて経験する機会があったのですが、ただ座禅を組んで行う瞑想よりも難易度は低く(それでも思考が過去に飛んだり未来に飛んだりしてしまいました・・・)、大きさの違うお鈴が5つくらい並べられて、順番に叩かれていく音への集中を移行させていくことができれば、今現在に自分の心を置き続けられます。


終わった後にこの方法が良いということに気づきましたが、最初の数分間は無意識に余計なことをごちゃごちゃと考えてしまっていました。これを長時間やり続けるのは容易くないです・・・


日本文化や禅の世界に学ぶことはまだまだ山ほどあって、日本のことを知るたびに「あぁ日本人で本当によかった」「日本人なのに日本のことを知らなさすぎる」「もっと日本のことを学びたい」「日本の良さを世界に伝えたい」・・・というような想いがどんどん強くなってきています。


日本神話にしてもそうですが、そういった神話や文化や風習にこそ、日本人が日本人たらしめる何かが隠されていると思っていて、それを「知る」ということが日本人であることへの「礼儀」であり「敬意」を示すということにも繋がるような気がしています。



私が目指したい世界ってなんだろう


そんな今回の旅(その前の浅草散策や剣道体験、相撲観戦を含めて)は、自分の生まれ育った国に「文化と歴史」があるということが、どれほど希少で価値があることなのか、ということを感じさせてくれました。


そういった経験を通して特に感じるのは、感じる能力を意識的に高めていく必要があるということ。どんなに良い経験をしていても、どんなに効果が高いものを使用しても、どんなに良い話を人から聞いていても、感じる力(+理解する力)が弱ければ自分の中には入っていかないし、吸収することはできないんだということを学んできました。


特に時間や空間的プレッシャーに晒されやすい現代社会において、そうした感性や思考力を磨いていくことは簡単なことではないかもしれません。


私の場合、自分が興味を持ったことは一度呑み込むタイプ。しばらくの間は夢中になってそのことに関して研究する癖というのがあります。呑み込まなければほとんどのことは体感としてわかることはなく、効果を感じずに表面だけしかわからずに終わってしまいます。


2015年から呑み込んで続けている JARTA(中野さん)のトレーニングに関しては、追求していくたびに自分の内側に眠っている力が呼び起こされていく感覚、ヒトという本質に迫っている感覚が好きで、続けています。


最近は、自分の身体が進化しているというよりは本来あるべき最適な状態に戻してあげるためのサポートをJARTAのトレーニングはしてくれている、と感じるようになってきました。


中野さんに出会って4年間JARTAのトレーニングをやってきて、他にも海外在住経験やたくさんの人との出会い、様々な非日常的体験を通して私自身が感じたこと、そして考えたことをふまえて、今の私が考える目指したい世界は、、、


人々が心身ともに健康で生き生きとした生活が送れて、夢や目標を持ち目指しながら(探しながらも)、自分の感じる幸せをお互いに尊重し合いながら生きられる世界。

・コミュニティ(時間と空間を共有できる仲間の機会)の創出
・非日常的空間の創出
・感受性(+思考力)を高めるための手段の提供
・日々の生活における健康をサポートする手段の提供
・夢や目標を持つための、実現するためのサポート


今まで漠然としか描けなかったものが、少しずつですが具体的に言語化できるようになってきた気がします。



あとは、手段。ここが私にとっては一番選ぶのに慎重になるところではって、これまでもいろんな出会いがあったのですが、どれこれもピンとこなくて手段が決められずにいました。


ですが、自分が良いと思うこと(自分がやりたいこと)× 人々が必要としていること → 情熱につながる という方程式が自分の中になんだか出来上がってきたので、少しずつですが動き出してきました。


最近は、大根とネギに興味が出てきたので、農業も頭の片隅にあります。


そんな私の実現したいことをサポートしたい!という方も、随時募集中です。アイディア止まりのものが多かったり、実際にどう動かしたらいいかわからないことだったり、例えばどういう手段があるのか?といったところだったり、話してブラッシングしていくこともしていきたいな、と思っております。


2020年、今年はいよいよ美容に力も入れていきたいと思います ←今更感
(今年33歳になる前にスタート!!ニヤリ)

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みんなが協力しあって生きていける社会へ。愛と共感力で、豊かな世界を創っていきたい。サッカーが私にもたらしてくれた恩恵を、今度は世界に還元していきたいです。