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コロナ禍がもたらしてくれた「夫婦での」育児

夫婦共々在宅勤務になり、保育園も休園。
大変なことはそれは山ほどありますが、それと同時に「夫婦で」育児ができるようになりました。

わたしが育休中のときは、夫は仕事、わたしは家事・育児担当というように、ほぼ分離されている状態でした。

その後、わたしが職場復帰して共働きになると、息子は一日の大半を保育園で過ごすようになり、子どもと過ごす時間自体が減りました。

なので、夫婦一緒に毎日ずーっと育児に取り組むのって、実は初めてなんですよね。

そのおかげで、子育てについての悩みとか、楽しさとか、大変さとか、大部分を共有できるようになって、我が家は結構良い感じです。
いや、そりゃ揉めることもいーっぱいいーっぱいありますけどね笑!

例えば、「お昼寝はこの時間までに起こさないと夜寝ないよね」とか、本当に些細なことなんだけど、以前までは夫にこんなこと言っても「ふーん」ぐらいのものだったよ。

今は夜の寝かしつけが大変なことをわかってくれているから、「そろそろお昼寝から起こす?」とか「今日はなかなか寝ないね。体力がついてきたのかな?」とか、本当に我がこととして考えてくれている感じでうれしいです。
お出かけスケジュールも寝る時間を考慮してくれるしね。

食事に関しても「昨日まではアレを食べてたのに、今日は食べなかったね」とか「おやつ食べ過ぎたら夜食べられなくなっちゃうよ!」とか、よく見てくれてるな〜と。
夫には「前から見てたし!」と言われちゃいそうだけど、いやいや、前までは息子の好きなものや嫌いなものも知らなかったと思いますよ!

こんな小さなことばかりだけど、それでも、こんな小さなことの積み重ねが育児なんだよね。
それを共有できるのってすごく心強いです。

育休中は子どものことを考えて行動する時間が今よりもちろんたくさんあって、それは良いことなんだけど、夫に対しては今の数倍イライラしていたように思います。

「どうして子どものことを考えてくれないの」「どうしてわたしばっかり」なんてね。
夫も考えていないわけじゃないのにね。

考える比重が違うだけで、すれ違いって起こりやすかったんだなと今更ながら実感してます。

6月からはまた仕事も保育園もどうなるかわからないけれど、一度育児を共有できたから、きっと今後もお互いに思いやって子どものことを考えていける……はず。

こんな時間を持てたことは、思いがけないご褒美だったな、なんてね〜。

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