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0~4歳わが子の発達に合わせた1日30分間 「語りかけ」育児

読みました。

我が息子は現在1歳10ヶ月なので、その周辺の月齢ページだけ読んでみました。

作者は、赤ちゃんの言葉を発達させるためにどういった言葉がけが必要かを説いています。
もちろんこの本が100%絶対ではないけれど、参考になる部分はたくさんありました。
できるところは真似したいなと思い、大事なところをメモしておきます。

1日30分間、「静かな」場所で子どもと向き合い、語りかけること

この本のタイトルにもなっていることなんですが、たった30分間といっても意外と時間作るのって難しいよね……。
「静かな」というのは、子どもの注意をあちこちに逸らさないためです。
わたしの場合、最近は16時に保育園にお迎えに行ってから、20時に寝かしつけるまでの4時間を「息子のための時間」と決めているので(夕飯、お風呂含む)、あえて30分間と区切らずに、この時間は家事以外の時間は息子としっかり遊ぶことにしています。

子どもを質問攻めにしないこと

「これはなに?」「あれはなに?」と答えがわかっている質問をしないこと。
わからないと子どもが困り、負担になるだけだし、知っていることをわざわざ尋ねるのは不自然なコミュニケーションだからNGだとか。
うーん、これはこの本の中で一番盲点でした。
質問攻め、結構やってました。
子どもに聞かれたら、教えてあげる、言葉を添えてあげる、ということを意識しないとなぁ。

否定的な言葉をかけないこと

「だめ」となるべく言わないようにして、ちゃんと説明してあげること。
これはわかっていても難しいね。
あと、子どもの言葉を訂正するような言い方をしないこと。
例えば、我が子は飛行機のことを「あっき」と言うのですが、それを「ひこうきよ、ひ・こ・う・き」みたいな言い方をしないということですね。
訂正するのではなくて、「あっき!」と言われたら、「そうね、飛行機が飛んでいるね」と言葉を膨らませてあげて、会話を楽しめるようにしてあげることが大切。
そうだよね、大人でも言葉を訂正されたら話す気なくなるもんね。

子どもの注意しているものに注目すること、指示をしないこと

子どもは基本的にひとつのことにしか集中できないので、無理に別のことに注意を向けさせないこと。
せっかくあるおもちゃで遊んでいるのに、「ほら、こっちに新しいおもちゃあるよ!」とか「お風呂入るよ!」とかね。やっちゃうよね。
子どもの様子をしっかり見て、子どもに合わせることがこの時期は大切なんだとか。
この本だけじゃないけど、育児って本当に子どもに気長に付き合う心の余裕が必要ですよね……。
ご飯を早く食べてほしいとか、早く出かける準備してほしいとか、全部大人の都合だし、子どもに付き合える精神状態が必要だなと。

短く、簡単な文を使うこと

「今から、公園に、行くよ」とか「パパは、お仕事に、行ってるよ」とか、わかりやすい言葉がけをすること。
複雑な文法はまだ理解できないからね。

擬声語や擬態語を使うこと

「雨、ざぁざぁ」とか「飛行機、ぶーんぶーん」とかね。
おもしろい音は子どもも喜んで聞くとか。
確かに我が子もゲラゲラ喜びますね。

名詞をたくさん使うこと

言葉をどんどん吸収する時期なので、いろんな単語を積極的に使ってあげること。
「これをそこに置いてね」みたいに代名詞をなるべく使わずに、「コップを机に置いてね」とわかりやすく言ってあげること。

子どもが言いたいことを言ってあげること

「おちゃ!」と言われたら、「お茶がほしいのね」と言葉を加えてあげたり、膨らませてあげること。
これは最近意識しています。
「これ」と言って絵本を持ってきたら「絵本が読みたいんだね~」とかね。
こうやって膨らましてあげると、息子は喜んで「えおん、よったい!(絵本、読みたい)」とリピートしてくるので、結構やりがいがあります(笑)。

「実況放送」をすること

「ママはいま食器を洗っているのよ」とか、今やっていることを言葉で説明してあげるとわかりやすいね。
「ママはこれから掃除するよ~」と言うと、息子は喜んで「そーじ!」と言ってモップを持ってきます。
こうやって覚えていくんだね。

と、今読んだ範囲ではこんな感じのことが書かれていました。

ただ、この本はテレビを見せることを極端に否定しているんですよね。
まぁ、この本の趣旨が「たくさん語り掛けて、言葉を伸ばすこと」だから、そうなってしまうんだろうけど、「テレビの恩恵を受けるのはあなただけです」とまで言うのはかなり厳しいなと。

わたしの個人的な考えですが、子どもが楽しく豊かに育つには、親の精神が安定していることが一番大切だと思うので、テレビを見せることで親も休憩できるならば、見せるのも全然悪くないと思っています。

わたしは今子どもを保育園に預けていることもあって、一緒にいられる時間も短いので、テレビもできるだけ見せないようにしていますが(一度見せると見る癖がついて無限に見続けてしまう)、この作者が言うほど悪とは思っていませんよ……。
この本は初版が2001年で少し古いのもあるしね。

子育てに追い詰められている人にはおススメできない本かな。
わたしはこういったマニュアルみたいなのがあると安心する性質なので、読んでしまいますが。

あと、本の中では月齢に合わせた遊びやおもちゃ、絵本についても紹介されてるので、すごく参考になります。
今度100均で粘土買います!(息子の月齢で粘土がおススメされていた)

第二子が産まれたら、0歳児の「語りかけ」部分についても読むつもり。
その時はまたレビューしよかな。

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