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#4 台湾の女子サッカーって①

初めましての方も、いつも読んでいただいている方もこんにちは😊


お久しぶりです!
玉村如捺(Yukina)です!

台湾はずっと日本の夏以上の気候が続いてて、湿度が高いし、歩いてるだけでいつも汗だくだく💦
風があってもただの熱風なので、日中は溶けてしまいそうです🫠
最近は夕方くらいに急に雷雨になる日も多く、天気の不安定さは台湾の特徴でしょうか。



先日(といっても数週間も前のこと笑)、リーグが2週間中断してたので4オフをもらいました

その時に観光に行った様子をYouTubeに上げたので、お時間ある方はそちらも是非ご覧ください!
※下記、URLリンク👇

【台湾観光】オフの過ごし方
#台北編


#バイク編


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それでは、ここからが本題!

これまでは、台湾に来るまでの経緯などを中心に書いてきましたが、ここから数回(の予定)は私の “ 今 ” のことについて少し綴っていきたいなと思います


まず、私のnoteを訪ねてくれる人は、やっぱりサッカーのことを一番聞きたい知りたいんじゃないかなと考えました


台湾の女子サッカーってどういう感じ?
レベルは?リーグのシステムは?

海外サッカーのリーグの仕組みって、世界的にポピュラーでないとネットなどを通じて得られる情報はなかなか少なかったり大雑把だったりする上に、日本語で理解できるものはかなり貴重かなと、私自身の経験からそう感じています。

どういうサッカーをするのか、レベル的なところは自分の目で見るのが一番間違いない

幸いにも、台湾プロサッカーは男女共に毎試合YouTube配信を行っているので、もし興味のある方はそちらをご覧ください!

※下記、チャンネルURL👇



まず、ざっと基本情報を並べてみたので、以下ご覧ください。
(※ここからは、私の所属チームの情報がベースになっていますが、台湾全体男女共に状況・環境として似ているところも違うところもあるそうです。また、一部はチームメイトとの日常会話からの情報でもあるため、私の認識に誤りがある可能性もあります。その点予めご了承ください🙇🏻‍♀️大体こんな感じなんだ!くらいに聞いてもらえたら嬉しいです笑)


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・リーグ名:台湾木蘭フットボールリーグ(通称TMFL)
・カテゴリー:プロ(1部のみ)
・期間:4月中旬~12月中旬頃
・チーム数:6
・年間公式試合数:15(総当たり3周)
・試合日:基本土曜日(日曜日開催も数試合)
・練習日時:基本平日の週4,5日、主に16-18時/18-20時(ウエイトTR有り)
・備考:今年は7月中旬~10月末までリーグ中断期間(私のチームは数週間オフがある予定、それ以外は基本練習あり)

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私自身、こっちに来て初めて知ったことも多く、その中でも一番驚いたことは、所属選手の構成です


台湾唯一のプロサッカーリーグではありますが、全員がプロサッカー選手というわけでは決してありません。しかし、それだけなら日本のWEリーグも同じだと思います。

では、どんな選手がプレーしているのか?(※あくまでも私のチームの情報です。)



・約75%→大学生(内、高校生1)
・約25%→社会人(内、外国人選手2、大半が仕事と両立)




学生の多さにビックリでした

社会人選手のほとんどが仕事をしながらサッカーしているという点はなでしこリーグに近いでしょうか?

私たち外国人選手以外は、チームからの給料だけでは生活できないようです

人によるみたいですが、学生もいくらかもらえるそう(ちなみに、大学生はプロリーグがない1月~3月辺りに学生リーグを闘っています)

台湾代表チームに固定的に呼ばれている選手は、代表からの固定給が安定して入ってくるとか?

その代表チームも日本とは全然違う在り方です。ほぼ毎週代表の招集があり、週末のリーグ戦後に練習や試合をしています。
そこに参加しないと代表からのお給料はもらえないために、彼女たちはリーグ期間中ほぼオフなしで過ごしていて、休む暇なく体力的にもキツそうに見えます…


学生に支えられているプロリーグ



この表現が正しいかはわかりませんが、そんな感じです


私の所属する新北航源FCを例にすると、このチームは輔仁大学という大学と連携しているような形になります

日本でいうと、オルカ鴨川と国際武道大学の関係性をイメージしてもらうと近いかなと思います
でも、一番似てるかなというだけで、大学生がいなければ人数すら足りない台湾とそれは、あらゆる点において全然違うと思います



練習場及びホームグラウンドは大学のサッカー場です
簡易的なジムもついています


私のチームの監督はその輔仁大学の教授です
去年までは男子チームでプレーもしていたそう
今年、台湾のA級ライセンスを取得するとか?


トレーナも学生主体
チームによっては専門の方を雇っているところもあるそうですが、
治療やケアは大学の施設にある程度揃っていて、練習前後など選手はそこを利用することができます(筑波大学のSPECをコンパクトにしたイメージ)




話は外国人選手に移ります。

私のチームは日本人が2人です
私が知っている範囲(対戦時に挨拶した人)では、私を含め全部で6人の日本人選手が台湾でプレーしています

タイ人が所属しているチームもあります
外見では欧米人っぽい人も目にしたことがありますが、詳しくはわかりません

良い選手は外に出ていく傾向もあるとかないとか?
カテゴリー問わず、日本でプレーする台湾人選手もたまに見ると思います


ここら辺はプロって感じがします


大学生、現地の社会人選手をベースとして、タイトル獲得のために国内外問わず選手を補強する

今プレーしている外国人選手は、チームにとって助人となる存在
結果を残すことが求められ、それができなければ切られる可能性も十分にある


私たちはお金をもらってサッカーしている。
それに応えなければならない。


たった3か月しか経っていませんが、今までの学生サッカーと違う感覚を現段階でも少し感じることができています


私は、今心に感じることができているこの感覚を大事にしていきたいです。


決してサッカーの楽しさを忘れることなく、その中でも今まで経験したことのない新しい立場での自覚と責任をいい意味で背負いながら、まず2023シーズンはこの台湾の地で頑張り切りたいと思っています。


プロ1年目のペーペーですが、今後とも応援していただけたら嬉しいです!



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~〜


はい、今日はここまでです!

今回はたくさん文字が羅列されてて、少し長くなってしまったかもしれませんが、いかがでしたでしょうか?


台湾女子サッカー唯一のプロリーグについて、簡単ではありますが客観的情報をまとめました

最初にも述べた通り、あくまでも私のチーム、私の周囲の人からの情報等がベースになっているため、チームや選手それぞれによって違いはあると思います
あくまで参考として情報活用してもらえたら嬉しいです!

もし他にもこういうところはどうなの?とか質問などあったら、Twitter、Instagramなど玉村如捺のSNSまでお問い合わせください🙇🏻‍♀️


そして次回は、これまで日本で学生サッカーを長く経験してきた私が思う、日本と台湾の違いなどをより主観的な視点を踏まえて書こうかなと考えています


ぜひ続けて読んでいただけたら嬉しいです!


それじゃまたね~👋


前節後半だけキャプテンになったので記念にw
たまに見る日本レトロなお店を散歩中に発見😳
可愛いし、お寿司美味しそうやったな〜

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