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世界は温かい
この世界は、私の知らないことがたくさんある。
宇宙も、にんげんも、歴史も、食べ物だって、私には知らないことが多くある。
知っていても、実物を見たことがないものもたくさんある。
わたしはそんな世界が好きで、気になっている。
広がる世界に興味がいっぱいで、知りたいと思っている。
しかし、わたしがこの世界の全てを知るには、
まずもって時間が足りない。
お金が足りない。
語学が足らない。
そのうち学歴なんかも足らなくなるのだろう。
けれど、私はたくさんの人に助けていただき、まず1つ、人生で一度は行きたいと思っていたオーストラリアに行くことができるのだ。(まだ飛行機に乗ってもないし、現地についてないけど)
足らないと思っていたものが、多くの人の力によってクリアすることができたのだ。
無理だと思っていたことが、実現したのだ。
それは、私の世界を色付けた。
なんだか色々できる気がしてきたのだ。
このノートを書きながら、自分の可能性、自分で潰していたんじゃん。そんなことを思った今、私は涙が溢れている。それは自分にちょっとごめんという気持ちと、なんだ世界はそうだったのか、、、と嬉しい気持ちの入り混じったもの。
世界は思ったよりも温かい。
背中を押してくれる家族や友人、行ってらっしゃいと言って送り出してくれる仲間たち。つくづく私は人に恵まれている。みんなほんとうにありがとう。
私たちは絶対に自分で自分の可能性を潰してはいけない。まあそう思ってしまう時もあるだろうけど。
周りに潰される時もあるだろうけど、自分くらいは自分を信じてあげてもいいんじゃないか。それを誰かに言う必要なんてないんだし。
そして、できるだけいろんなものを見るために、私たちは、けんこうで生きる責任があるのだ。
やっぱり大切なのは、感じることのできる身体。
それは、体力はもちろんのこと、気力、精神力、たくさんある。
この世界に私の肉体が降り立ったときから今まで続くこの身体。
この先も続いて行くであろうこの身体、もっともっと大切にしよう。目も耳も眉毛も爪もその全てが私で、大切な感覚だ。
いろんなパーツが無愛想にも組み合って、わたしができている。それが大きな個性だ。
その個性、もっともっと大切にしよう。怒りっぽいところも、涙脆いところも、優しすぎて人に騙されちゃうところも、全部大切にしよう。
自分自身のあらゆる感覚を使って、いっぱいに、いろんなものを受け止めるそれがにんげんだ。
世界は温かい。
そう思ったわたしは、少し生きるのが楽になった気がする。
あと1ヶ月、そしたらわたしはまた一つ歳を重ねる。
そのときわたしは何を思っているのだろう。
見える世界はどう変わっているのだろう。
自分の成長が、歳を重ねることが、前より楽しみになってきた。
だって自分の成長を一番喜んでいるのは、
わたしなんだから。
2023/11/7 カプセルホテルのベッドの上で
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