忙しさを楽しさに変える

「はあ〜忙しい」「忙しくて自分がやりたいことを何もできなかったな」こんな言葉が口癖になり、気が付いたら自分がワクワクする時間を持てずに、日々の忙しさに忙殺されていませんか。

わたしはちょっと油断をすると「忙しいの沼」にハマってしまいます。しかし、この忙しい気持ちに気が付くことができたら変化のチャンス！忙しいをトリガーにして、より満足度の高い時間の使い方に見直してみませんか。

わたしが実践する、忙しさを楽しさに変える時短術3選「なぜなぜ思考」「チックタックテクニック」「80点ルール」をご紹介します。

なぜなぜ思考

忙しさを楽しさに変えるために、わたしが一番大切だと考えているのは「なぜなぜ思考」です。

冒頭で触れたように、忙しいと思ったら、それはチャンスです。なぜかというと、自分にとって本当に大切なものを抽出するきっかけになるからです。

忙しいときにまず行うことは、物事の優先順位を考えることと取捨選択ではありませんか。自分にとって意味づけされなかった物事は、時間割り当て候補から脱落し、意味づけされたものが残ります。

忙しさを楽しさに変えるためのファーストステップは自分にとって大切なことを選び取ることです。忙しい忙しいと思うほど大量の物事のなかから選び取るのですから、残った物事は自分にとって意味のある精鋭ばかりです。そう思うとワクワクしてきませんか。

やり方は簡単。「なぜこれをやろうとしているのか」「なんのために必要なのか」とタスクを振り返り、一つ一つの物事の意味を認識すること。明確な意味をつけられないタスクや重要度が低い物事は思い切ってやらないことに決めて、自分が納得できる意味をもつ物事に向き合ってみることにしませんか。

チックタックテクニック

チックタックテクニックと聞いて多くの方がこのように思ったのではないかと思います。「何それ？ポモドーロテクニックなら知っているけれど。」
ポモドーロテクニックとは、25分作業に集中して、5分の小休憩をはさむことで、生産性が上がるという時間管理術です。チックタックテクニックとは、5分ごとにアラームが鳴り、1時間後に終了のタイマーが鳴る、わたしが実践している家事雑用時間術です。(つまり、言葉は造語です。)

一日の中には、やりたいなと思っている「小タスク」が結構あります。洗い物、洗濯物、レシート整理、掃除機かけ、LINE返信、SNSに目を通す…。これら小タスクは、なんとなく取り掛かると思っていたより時間をかけがちです。そこで、5分ごとに鳴るアラームでお尻を叩いてもらいましょう。1時間後にどこまでできているか、ゲームをクリアするような気持ちで取り組めば、生産性もアップします。

80点ルール

すべての物事において100点を目指さなくて大丈夫だと思っています。たとえば、掃除、料理、メイク、勉強…これらは、4つを100点満点(1つ0点)で合計400点よりも、5つ80点で合計400点の方が重要です。80点までできていれば、ある程度形になります。完了したタスクが4つよりも5つになるように進めるクセをつけておくことで、忙しくてもできるという成功体験を積み重ねられるのです。

また、80:20の法則をご存じでしょうか。全体の80%の成果は、特定の要素20%から生み出されているとする考え方です。こちらに当てはめて考えると、5つ80点を目指す方が、4つ100点を目指すよりも少ない労力で達成できるといえます。

忙しさは充実に変わる

ちなみに、今までの人生を振り返ったときに、印象深く思い出される時期はいつでしょうか。案外、その当時は「忙しい」と感じていた時期ではありませんか。

わたしの場合「あのときに、こんなことをしていたな」が詳細に思い出されるのは、忙しいと感じていた時期のことが多いです。それは、忙しい日々のなかで意味づけされた物事に向き合っていたからではないかと感じています。忙しさを楽しさに変えると、何年か経て振り返ったときに「充実していたな」というすがすがしい思い出をプレゼントしてくれるようです。忙しさと充実は表裏一体といえるかもしれません。

ところで、わたしは今とても忙しいです。つまり「日々とても充実している」状態。

理由の一つは、部署兼務というキャリアチェンジを目指して、できることの幅を広げるためSHElikesで勉強中だからです。

SHElikesは私らしい働き方をめざすすべての女性を応援してくれるオンラインキャリアスクールです。SHElikesでは年齢もキャリアも居住地も関係なく「なりたい私」に向かって歩む女性が、忙しいを楽しいに変えて学びを深めています。

SHElikesでは40種類以上の豊富な職種スキルを定額で学べます。わたしはマーケティング、カスタマーサクセス、Excelを現在学んでいます。SHElikesの良いところは、豊富なスキルが学び放題(※コースによる)なので、たとえば、現職で今すぐ活かせる知識を勉強しながら、将来的にやりたいと思っている知識も並行して学べることです。

講座は動画を視聴して学んでいくので、個人のペースに合わせて進められます。また、トピックごとに10分〜20分程度の動画に細分化されている(しかも、倍速再生あり！)ため、隙間時間を活用できることも、忙しいわたしたちに嬉しいポイントです。

さらに、忙しい日々の中で継続する力をくれる仕組みもあります。それが月に1回のコーチングです。自分の心に「なぜなぜ」と問いかけます。なぜ勉強しているのか？なぜ勉強したいのか？目的は？将来なりたい自分の姿は？何を手に入れたいのか？プロコーチと一緒に学ぶ仲間(シーメイトさん)とのセッションをとおして、忙しさを楽しさに変えるマインドセットができます。忙しさを充実にかえて、継続的に頑張れる仕組みがSHElikesにはあります。

最後に

忙しさを楽しさに変える時短術を3つ紹介しました。「なぜなぜ思考」「チックタックテクニック」「80点ルール」。そのなかでも特に大切なことは、自分にとって意味のある事柄を選び取ることです。
時短術を使って、今あるすべてのタスクをやり切ることを目標にするのではなく、自分の時間が自分の納得いく物事で埋まっている状態をつくっていくことが、一番忙しさが楽しさに変わることだと思います。

本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の応募作品です

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