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戸籍性別選択の可能性?

本日(2023/01/23)、ピアカウンセリング(同種の疾患の人でカウンセリングをすること。といっても、相手の先生は公認心理師・看護師・保健師の先生なので、ピアなことはピアですが、私の方はお世話になった感じで)を受けました。

ピアカウンセリングでの詳しいことはまたnoteにしたいと思いますが、

もし、いま一番疑われている病名と状態が確定すれば、つまり、「卵精巣性性分化疾患(真性半陰陽)」で、現在男性戸籍だけど、子宮や卵巣(卵精巣)が存在していたとすると、

これ、戸籍の変更(戸籍の訂正)が可能なんですよね、実は。

要は、戸籍法上は、さすがに(手術をしたとかでの場合を除き、つまり先天的に)子宮や卵巣成分(卵巣か卵精巣か)があって、第二次性徴で生理はじまりましたな「男性」は想定の範囲外でして、それを、産まれた時の性別判定が「間違えてました」ということで、戸籍の性別を変えられるのです、実は。

あ、よく聞く、性同一性障害(性別不合、性別違和。ただし日本の法律では「性同一性障害」が正。)での、性別変更とは全く話が異なり、そちらの方は、手術や精神科医2人の診断書やその他の要件を満たして、「性同一性障害特例法(GID特例法)」に基づき、戸籍の性別を変更するのですが、私のケース(確定診断になれば)、手術するとか以前に、上記の理由で戸籍の性別を変えられるのです。

なので、今日も、戸籍の性別をどうするの話が出て、そしてウーンと考えているわけです。(現在の戸籍のままの男性で行くか、女性に変更するか。)

戸籍の性別問題については、一応私、法学部卒でして、大学時代にもすこしかじっているので、それがまさか自分の身に起こる可能性があろうとは状態ですが。

これ、まぁ、他の部分も含め、どこまで治療し、どこまで社会的に適合させ、どんな人生を、どういう風に歩みたいか、のうちの一つのパズルにしか過ぎないのですが、でも大きなパズルではあります。

1月31日に、今後の方針を病院から伝えられる予定なので、それを踏まえて、自分自身の人生、今後どう生きたいか、どうありたいかのグランドデザインを建ててみる必要がありそうです。

結構物事が大きく動き出してきて、いろんなことを考えないといけなくなりました。まさかの起きている出血は「生理です」だけでもビックリですが。

あ、あと、もし妊孕性(産んだり産ませたりする能力)が、男性側(産ませる側)については一度否定されているのですが、女性側(産む側、少なくとも卵子があるとなりと、体外受精→代理母、のルートが無いわけでなく、さらに育てられるほどの子宮があるとなると、自分で産めてしまう可能性?)について妊孕性ありとなった場合、やっぱり実子は欲しい気がするなぁと言う話もしておりました。

性分化疾患の人一般に言えることなのですが、妊孕性が無い疾患がほとんどで、実子が無理という宣告で大きく落ち込むというのがあり、私も例に漏れずその体験をしてきたのですが、今になってまさかの可能性?と。そうなると、やっぱり欲しいかもしれない。

と、ピアカウンセリングの中でも、考えないといけないことの整理が出来ました。ありがとうございました。

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