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一日遅れましたがカミングアウトの日(10/11)ということで

一日遅れましたが、昨日はカミングアウトの日(10/11)とのことでしたので、カミングアウトを。
まぁ、noteを追いかけて頂いている皆さんには、今更感はあるかもしれませんが。

カミングアウトとは

そもそも、カミングアウトとは、「カミングアウト from クローゼット」のことでして、クローゼット(衣装を入れておくところ)に隠れていたのですが、そこから飛び出して、自分のことについて(特にマイノリティなことについて)語る、というものです。
実際には結構勇気の要る行動です。もし、誰かからカミングアウトされたら、できる限りで結構です、受け入れて欲しいと思います。

アウティングはダメよ

カミングアウトとは逆に、他の人の隠していることを、他人にバラしてしまう、または、他人からカミングアウトを受けたことを、他の他人に話してしまうことを、「アウティング」と言います。これ、結構深刻な結果を招くこともあります(一橋大学事件など)ので、要注意、というか、絶対ダメです。

さて、私のカミングアウトを

さて、私のカミングアウトの日にちなんだ、カミングアウトをして行きたいと思います。
こちらは私が公開してもいい(noteに書くと言うことは、全世界に公開しているようなものですしね)と思っていることです。
なので、ぜひ知って欲しいですし、できる限り受け止めて欲しいなと思っています。
あ、私の許可無く、他人に伝えるのは、アウティングになってしまう可能性がありますので、あくまでご覧の方自身にとどめて頂ければと思います。

まずは、インターセックス(DSD、性分化疾患)のお話し

まずは、身体の性のお話し、インターセックス(DSDとか性分化疾患とかも言いますね)のお話しです。
インターセックスというと、中間の性、のイメージがあるかもしれませんが、普通に私の方は男性です、はい。
ただし、自分で男性ホルモンを作ることが出来ず(「視床下部性性腺機能低下症」(ゴナドトロピン分泌不全))、第二次性徴は失敗し、第一次性徴(産まれる前の性徴)も少し失敗しています。
15年以上、男性ホルモン補充療法や、性腺刺激ホルモン補充療法をしていましたが(2週間に1回注射か、週3回2本ずつ注射か)、むしろ体調不良を起こしたり、いろんな病気を連れてきたり、その割には効果がほとんど無く、「ムダ毛を生やしてハゲさせるホルモン」なんて泌尿器科(男性ホルモンに関しては泌尿器科が専門になります。ケースによっては内分泌科の場合もあります)の医師に言っていたりしたのですが、
とうとうギブアップして、今年(2022年)の1月にやめました。すると、人間の基本形は女性であること(聖書と逆なんですよ、実は)、脂肪や肝臓からの女性ホルモンが多いことから、「緩やかに女性化しつつある」(泌尿器科、総合診療科医の評価)という状態です。さて、今後どうなるでしょうか。

新たなインターセックスの疾患が見つかるかも

この年齢(注:40歳代前半です)になって、はじめて、他のインターセックス(DSD、性分化疾患)の病気が見つかるかもしれません。
現在、総合診療部から、なんと戸籍男性だけど婦人科の受診指示を受けまして、婦人科で、「子宮あるかもしれないから、調べようか」と言われまして、現在検査(MRI:骨盤腔)を控えています、今週13日木曜日に。
病名としては、「ミュラー管遺残症候群疑い」でして、胎児期の6週目あたりに、男の子の場合は、「抗ミュラー管ホルモン(AMH)」というのがドバッとでて、ミュラー管構造物(女性内性器:子宮・卵管・膣上部)を消し飛ばすのですが、それが上手く出ておらず、結果的に子宮や卵管や膣上部が残り、育ってしまう疾患です。
これはまだ疑いの段階で、13日木曜日にMRI検査(骨盤腔)をして、18日火曜日に婦人科で結果発表となっています。これで、2つのインターセックスの疾患を抱えることになるのか、やはり違うのかが判明することになります。

周期的出血があるんですよね

上の病名の検査に至ったのが、男性ホルモン補充療法や、性腺刺激ホルモン補充療法をやめてからというもの、22日〜28日周期で(嬉しいこと楽しいことがあると早くなる傾向)、お尻から4日間ほど出血するようになったのですよね。
あまりにも周期的すぎるので、試しにiPhoneたんの周期予想アプリに入れてみたところ、各種症状(不快症状)も含めて当ててくるんですよね。
なので、総合診療部の先生に相談したところ、「異所性子宮内膜症の疑い」という病名が飛び出し、子宮内膜症だと専門は婦人科になるからと、婦人科の受診指示になったわけです。
なお、出血自体は鮮血に近いです。なので月経(生理)とは違うだろうなと思っていたのですが、知り合いの女性の何人から、私も鮮血だよと言われ、ひょっとしたらになったわけでして。あと、不快症状(出血のだいたい5日前からはじまって、出血が終わるまで、頭痛・腰痛・下腹痛・下腹部痙攣・吐き気・下痢・イライラ・強烈な眠気などがあったりするんです)も同じとなりまして。
カミングアウトの日なので、特別に出血の写真を添付しますが、血が苦手な方は思いっきり飛ばし読みしてください。

といった感じで、思いっきり出血します。これが毎月(22日〜28日周期)で4日間ほど、1日に6回ほどお手洗いで出血したり、あとナプキンもあててるのですが、ナプキンに血が付いたり。

痔かなとも思ったのですが、消化器内科的には全く異常なしということで、痔もないそうです。

セクシャリティ(性的指向)について

セクシャリティ(性的指向)について、今度はお話ししますね。私のセクシャリティは、「アセクシャル」(または、近年の言い方ですと、「アロマンティック・アセクシャル」)です。
はじめてお聞きになった方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単に解説を。
「アセクシャル」とは、他人(これには、物やフィクションのものも含みます。物やフィクションのものに恋愛・性愛感情抱く場合はまた別の表現があります)に恋愛感情や性愛感情を抱かない、無性愛とも表現される性的指向です。
「アロマンティック・アセクシャル」の場合は、「アロマンティック」とは、他人に恋愛感情を抱かないことを、「アセクシャル」は、他人に性愛感情を抱かないことを言います。
アセクシャルに関しては、また詳しくnoteにまとめたいと思います。

で、実は、何を隠そう、日本に「アセクシャル」(英語ではasexuality)を持ち込んだ(輸入した)1人だったりします(2002年頃のお話しです。20年ほど前ですね)。あと、海外では「エイセクシャル」と発音するのに、日本では「アセクシャル」が主流になってしまった原因の一人だったりします。(当時、音声で現地の言葉を聞く方法が無かったので、アセクシャル、としちゃいましたw)
さらに、たまに今でも使われる、「狭義のアセクシャル」「広義のアセクシャル」(こちらは日本独自の表現で「ノンセクシャル」というのにわかれて行きましたが)の言葉を作った原因の人だったりします。
たぶん、当時アセクシャル関連で積極的に活動されていた方はもういらっしゃらないので、アセクシャル関連で活動している最古の人、という言い方が出来るかもしれません。
なお、ハンドルネーム(昔は、ネットで使う名前のことを「ハンドルネーム」と言いました)は、「雪」を使っていましたので(今でもアセクシャル関連では「雪」を使っています)ご存じの方も居るかもしれませんね。
なお、サイトも持っているのですが(というか、アセクシャル関連では現存するのでは最古のサイトと言うことになります)、現在大幅リニューアル中でして、またリニューアルオープンしましたらご紹介しますね。

ジェンダー(性自認)について

ジェンダー(性自認)については、一応Xジェンダー(ノンバイナリー・アジェンダー)を自称していますが、これには理由もあったりします。以前理由をnoteに書いているので、そちらをご覧頂ければ。
あ、Xジェンダー(ノンバイナリー・アジェンダー)とは、男女どちらでも無いとか、男女どちらでもあるとか、その他今までの男女二元論(男性と女性に分かれる)ではないジェンダーのことです、ざっくり言うと。

なぜXジェンダー(ノンバイナリー)を名乗っているかは、上記のnoteをご覧頂ければ。
あとは、「緩やかに女性化しつつある」(泌尿器科、総合診療科医の評価)ことに対して、ウェディングドレスを着てソロフォトウェディングを挙げてみたりして、「女性としても生きられる」という気持ちを作ったりしてます。

他にカミングアウトすることは

カミングアウトって、別にLGBTQ+や、SOGIなど、性的マイノリティのことに限らず、他のジャンルのことでも良いのですが、うーん、今のところは他にカミングアウトすることはないかな。
しいて言えば、今の仕事、今月末に辞める予定にしています!という爆弾発言(ひょっとしたら来月末に変わるかもしれませんが。プロジェクト投げ出して退職はしたくないので。)かなぁ。
新しいお仕事探しておりますので、もしありましたら、ご紹介頂けますと幸いです。

カミングアウトの日

カミングアウトの人言うことで、結構今までnoteに書いてこなかった、また出血画像も(友人にLINEで送りつける嫌がらせに近いことはしてますが)アップしてこなかったのですが、改めて書いたり、アップしてみたりしました。
結構赤裸々なことも書いていますが、私のことを少しでも知って頂ければと。

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