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#88 最近、怖いと思った子育てワード3つ

☆最近、怖いと思った言葉3つ☆

「無菌室化と人間アレルギー」
「体験の画一化と失われた主体性」
(『生きるのが面倒くさい人』より)

精神科医の岡田尊司さんの本を何冊か読みました。
引きこもり、親の悩み、発達障害グレーゾーン、
等々の事例が述べられている中で、
(私の言葉で解釈すると)
何通りもあるようにみえる選択肢も、
よく見ればどれも敷かれたレールからはみ出すことはなく、はみ出したらどうしようと不安になり、結局苦しんでいる。

家にペットがいると免疫力が上がる
アナログゲームの習い事でコミュニケーション力が上がる
等も、結局作られた選択肢の範疇

といった感想です。


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怖い言葉2つ目は
「力づくや怒鳴り声で子どもを正そうとすることは、子どもに力づくや怒鳴り声で解
決させることを教えているのと同じ」
(『楽しい子育て』著者 小林正観さん)

全く同じじゃないかもしれませんが、ニュアンスは合ってるはずです。
この人は依頼に応えて毎日の講演活動の合間に、こちらも依頼された出版を受け、何十冊も頑張って本を書いてますが、どれも「頑張るな」ってかいてあります(笑)


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恐ろしいワードの最後は
「それって愛から?恐れから?」

あるカードを引いたら出たフレーズ。
愛を込めて良かれと思ってやっていることなのか。それとも、ただ単に怖いから回避的にやっているのか。
この言葉を突き付けられるとゾッとします。


こんな感じで、知れば知る程怖くなり、やればやるほどできない自分に落ち込みます。
だから、
学ばないことや知ろうとしないことは一種の自己防衛なので怠惰じゃない。
「教え」的なものは自分の心に余裕がないと身に入りませんし、相手にも同じことがいえます。
それでも学ぶのは何故なのか?

悩むのは趣味ですねw
現状に満足しない向上心は「自分はもっとできると信じてる」証拠。
「学ぶこと」「知ること」は自分の知識の円を大きくすることだから。知識が増えれば増えるほど自分の円の外のブラックホール(知らないこと)がより見えてくるんです。
子どもが勉強でやればやるほど落ち込む原因の一つはこれ。

「知らない」「分からない」「失敗だらけ」が当たり前、普通になればちょっと楽になりそうです。
先ずは大人が、失敗してもフラフラでも、わかめのようにしぶとく笑って
「なんだかんだで楽しく生きていける状態」
を心に築きたいですね。

今日も心をこめて☆

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