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#4 自然栽培米は田植え後が始まり

今日は田んぼの草取りと補植をしました。

自然栽培の田んぼは除草剤をまきません。
それは、田植えの前段階の草刈りや代掻き(トラクターで土を耕したり均したりするやつ)から始まっており、
田植えをした後も3日目くらいから草取りが始まります。

普通の田んぼは、7日間位で根を安定させてから除草剤を散布します。
しっかり土の中に根が張っているから、土の上の水の層に薬品が流れても、苗は大丈夫なんです。
だから、除草剤をまいた後では田んぼには入りません。
勝手に子どもが入ると「こぉ~らぁ~」ってめっちゃ怒られます。

もう一つめっちゃ怒られるのが田植え前です。
田植えをしたばかりの早苗がちょこっとだけ水から緑の頭を出している所をみますよね?
実はあの状態がすごく大切で、水の量が多すぎると水没して育たず、
でも抜き過ぎるのもダメで水の管理が大切です。
水を管理するための田を平らにすることが大切で、代掻きはとても重要だからです。

話を自然栽培に戻します。
7日で雑草は結構生えます。除草剤で苗を傷めないためにしばらく待つので
薬品をつかわないなら、直ぐに除草作業開始なんです。

使う道具はこれ!

木の棒に円型の杭を打って、そこにチェーンをつけたものを引く
因みに手作りです
(私はお手伝いなので、指示通り体を使うだけです)
野球部や柔道部がタイヤ引きしているみたいな感じです。
しかも、ぬかるみの中を歩くという筋トレ!!

雑草を抜く効果と、土を舞い上がらせて雑草が生えるのを阻止する。

因みに、本当の大自然界だとカモが泳ぐのもそんな効果があります!
さらに、その効果を使ったマシーンが実験開発されています
その名も「アイガモロボ」
こちらはまた後日紹介しますね。


とにもかくにも、一番最後に自然栽培の田植えをして
早速除草作業&補植(上手く植わってない所を手植え)

この補植も自然栽培は大事です。
基本的には、早苗を3本ずつくらい間隔を開けて植えまして
それを感覚を狭めたり、一度に5本の束にして植えたりしても
田んぼ全体の採れ高は大体変わらないそうです。

なので、いつくか苗の間が空いてしまっても、周りが補って育ってくれるのであまり影響がないんですが
雑草さんは、そういった苗のない間を見つけては「集まれ~」って一気に勢力を伸ばしてきます。

だから、なるべく補植してあげるのが雑草対策になるんです。

地道ですよね。
田んぼをひたすら歩いて補植
重いチェーンを引っ張って歩き回る

でもね、
田んぼにいると風が気持ちよくて
鳥の声が心地よくて
汗が爽やかなんです(これは嘘)

ということで
こんなんでホントに毎日つづけられるのかなぁって思いながら
とりあえず3週間、習慣づくり定着目指して頑張ります。

お読み頂き有難うございました。
今日も心のままに☆

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