【ブルガリア】南京虫に750箇所刺されて病院に駆け込んだ

【ブルガリア口コミNo.1の宿へ】

ブルガリア旅は中学校からの親友Mちゃんと2人でした。

首都ソフィアに滞在することになったので宿を調べると
「Hostel Mostel」という超有名宿を発見。
宿泊予約サイトで詳細を見てみると

・立地よし
・設備よし
・雰囲気よし
・口コミよし

という文句なしの噂の有名宿。

さらには予約サイトでの
「best hostel in Europe」
という賞を受賞しているではないか。

なんだか期待できるな~、
とわくわくで宿へ向かった。

チェックインすると我々は少し離れた別館に案内された。
別館も同じように設備が整っていたし
スタッフがいないので自由でいいかな~と思っていた。

が。

これが悪夢の始まりなのあります。

【別館の部屋は南京虫の巣窟だった】

その別館では6ベッドドミトリーに泊まりました。
我々2人と、たまたま日本人が2人いて
日本人ルームみたいになっていました。

部屋には大きな窓があって光が入ってくるので
とても明るくて気持ちがいい。

でもなぜかその窓、開かないんです。
釘がたくさん打たれていて、1mmも開けられない。

多少の違和感はあったものの
安宿ではそれぐらいの事は気にしてられません。

特に気に留めることなくその部屋で1泊することに。

その夜のことです。

このbest hostel in Europeの宿で
まさかのあいつが現れたのです。

旅人の天敵、『南京虫』!!!!!!!

詳しくはこちら
◆南京虫とは?

【痒さの感じ方は個人差が大きい】

その宿での1泊目の夜…

旅仲間Mちゃんは夜中に痒さを感じ目が覚め、
南京虫を目視したのでソファに移動して寝たらしいんです。

私は夜には痒さを感じずに普通に朝を迎えてしまいました。

朝、南京虫の話をするMちゃん。
腕などに数か所、噛まれて腫れたところがある。
しかもとても痒い様子。

「へ~やっぱり南京虫って噂通り痒いんだな~」
なんて他人事のようにそれを見ていた私。

しかし。

なんと。

お昼を過ぎたころ、私の皮膚にも異常が出てきたのです。
すごいタイムラグ。

首、肩、腕、背中、足、指の間まで…
とにかく全身が痒くて、ボコボコと腫れてきたのです。

驚くMちゃん。
焦る私。

全身を5㎜間隔で蚊に刺されたような状態になってしまいました。

ここまで大量に刺されると地獄。

痒くて痒くて痒くて痒くて・・・
頭がおかしくなってしまいそうでした。

痒すぎてどうにもできなくて
道端で泣いてMちゃんを困らせたりもしました。

どうしようどうしようどうしよう…

そんな私にMちゃんが近くの病院をみつけてくれました。
しかもTraveler's Hospital。
旅行者用のクリニックは英語で話せるし
旅人特有の疾患に強いんです。

【痒くて半泣きで病院へ駆け込んだ】

半泣きのまま病院に連れていかれる私。
病院でカタコトで受付を済ませて診察室に入るなり

「オーーーマイガッッ!!」
と医師に驚かれてしまいました。

すぐにステロイドの注射を打たれ、
アレルギー系の飲み薬も処方されました。

(以下なんとなくの英語での会話)

医師「あなたこれひどすぎるから5日連続で来なさい」

私「えー!でも明日にはトルコに移動なんです」

医師「いやいや、熱出たり、ひどくなったら危ないよ」

私「ついさっきバスチケット買っちゃいました」

医師「じゃあイスタンブールで病院に行きなさい」

なんてこった・・・

【海外での治療。通院生活。保険よありがとう。】

まさか海外でこんなに病院に通院することになるとは…
しかも南京虫で…

想定外の事態発生です。

注射と薬処方だけで1回1万円弱でした。
それが5日連続・・・

貧乏バックパッカーだった私には大打撃でしたが
この時は海外旅行保険という強い味方があったので助かりました。
クレジットカード付帯の海外旅行保険です。

私が行った病院はキャッシュレス対応ではなかったものの
帰国後に保険会社に請求したらすぐにお金が返ってきました。

海外旅行保険、本当に入っててよかった。。。
というかクレジットカード付帯しててよかった。。。

無料発行のクレジットカードに付いてる保険なんて、
ちゃんと使えるのか不安…
なんて思った事ありませんか?

私もそう思ってました。
でももちろんなんの問題なかったです。
請求も簡単で、とても親切に対応してもらえました。

無料なのに、カードを持っているだけで
5万円もかかった治療費を全部支払ってくれたんです。
信じられないですよね?

ホントに海外旅行保険サマサマです。
ありがとうありがとうありがとう。。。
旅先での安心のために保険は絶対に入りましょうね。

無料クレジットカードでも持っているだけで
海外旅行保険が付いていることもあります。
これはホントに旅人必携ナンバーワンです。
いつ南京虫に襲われるかわかりませんからね。

ちなみに痒みがだいぶましになってから、
赤い斑点の数を数えてみました。

なんとその数、750箇所!!!!!!

そりゃ気も狂いますよ。
もうホテルの口コミなんて信じない。。。


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