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能登町役場の新着情報を配信するLINEボットを作ってみる方法

きっかけ

能登町の情報をもっと得たいと思って、能登町役場のホームページなどをたまに確認していたのですが、やはり新着情報などを定期確認するのが最新の情報をある程度追いかけられると思いながら、定期的に確認するのも少し手間だし、Twitterに能登町情報(準公式bot)を見つけるも、Twitterのタイムラインは流れていくので見逃すことも多くなるので、ちょっと何か出来ないかなと思ったのがキッカケです。
※Twitterが悪いとかではなくて、受け取る側の都合でいろいろあっても良いよねってぐらいです(笑)

新着情報を配信するLINEボットを作ってみました

ホームページの新着情報にはRSSがあったので、これを使った形でLINEで配信できないかと思い、実際にこんな感じのLINE公式アカウントを作成しました。

LINE公式アカウント

このような感じで能登町の新着情報を配信してくれます。

新着情報の受信したとき

作るのに使ったサービス

・LINE公式アカウント
 現在は、「フリープラン」で運用しています。
 無料メッセージ通数が1000通となっているので、LINEの友達が、1人の場合は月に1000通まで、10人の場合は月に100通まで、100人の場合は月に10通までを上限として新着情報が発信されます。
 LINE公式アカウントの作成方法は多くの記事があるので、別途参照して下さい。

・Azure
 Azureのローコードツールを使用しています


具体的な作り方

LINE公式アカウントの作り方は割愛しますが、大きな流れとしては、能登町役場のホームページのRSSをトリガーに、LINEのWebhook経由で配信することにします。
Azure側 は Logic Apps といった機能を使って、ノーコードで設計します。
自分は慣れているのでトータルで約1時間ぐらいで非公式botが完成しました。

全体設計
RSSフィードによるトリガー

ヘッダーにはLINE 側の API key を埋め込みます。

LINEへの通知

使ってみた感想

能登町役場のホームページを定期的に確認したり、Twitterを注意深く見ることなく、LINE経由で新着情報を得ることが出来るようになりました。タイトルとそのリンクも一緒に配信されるので、気になるタイトルであれば、詳細を確認するのも簡単です。
元のネタは能登町役場ホームページをRSSを使用しているので、RSSリーダーを使っている人は別にLINEを使う必要はないですが、SNSなどを使ってコミュニケーションや必要な情報を収集している人にとっては、LINEに情報が集約するだけでも少し便利かなと思っています。
ということで、お手軽に能登町の新着情報を発信する非公式LINEボットを作ってみました。現状はトライアルも含めているので非公式ですが、シビックテック的なトライとして理解してもらえると助かります(笑)

まとめ

今回作成したみたいに、既存にある情報であっても、配信される方法をちょっと変えてやるだけで、ユーザー側にとってのメリットになる場合もあるのではないかと思います。また、無料枠でトライアルしてみたり、ノーコードツールを使って試すことで、本当に便利かどうかも早期に確認出来たりするので、いろいろとやってみる環境は整ってきているのかと思います。
ちょっとしたアイデアがあれば、今回作成したようなものも手軽に安価に作ることも出来るので、是非いろいろアイデアを考えてみて下さい!

いまはまだ非公式ですが、Twitterと同じぐらいで、「目指せ、準公式!」

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